「羽毛布団に使われるグースって何?」
「グースの方が良いと聞いたけど、本当なの?何が違うの?」
羽毛布団の中身に使われる水鳥にはグース(ガチョウ)とダック(アヒル)の2種類があり、一般的には「グースの羽毛布団の方が上質で高級」とされています。
しかし、「一体、何が違うんだろう?」「本当に寝心地が変わるのかな?」と思う方も多いのではないでしょうか。
グースがダックよりもおすすめなのは、以下のような理由があるからです。
一般的にグースとダックには羽毛布団の価格に差がありますが、グースの羽毛布団を選ぶ際には、さらにこれらを比較検討できる指標があった方が良いでしょう。
そこでこの記事では、グースの意味やおすすめの理由だけでなく、グースの羽毛布団を選ぶうえで重要な、産地(原産国)・ダウン率・ダウンパワーの3つのポイントについても詳しく解説していきます。
産地 | |||
その他・ 産地表示なし | ドイツ・ロシア・カナダなど | ハンガリーの ホワイトグース | ポーランド(ホワイト・コウダ種) |
ダウン率 | ||
90% | 93% | 95% |
ダウンパワー(かさ高) | |||
400dp | 410dp | 420dp | 450dp |
後半では、原産国やスペックごとに厳選したおすすめ羽毛布団を8つ紹介していますので、ぜひそちらも参考にしてください。
1. 羽毛布団のグースとは?基本知識を解説
まずは、羽毛布団のグースとは何か、基本知識から順に解説していきます。
1-1. 羽毛布団のグースとは「ガチョウ」のこと
「ちょっと良い羽毛布団が欲しい」と思って調べてみると、以下のように「マザーグース」「ホワイトグース」「ポーランド産コウダ種グース」など、「グース」と名の付く商品を見掛けることが多いのではないでしょうか。
このグースとは、羽毛布団に使われる水鳥の種類で、ガチョウのことを指します。
ガチョウは北半球の幅広い地域に生息しているため、上質な羽毛布団の場合、主に寒い地域で生まれ育ったグースのダウンが使用されるのです。
厳しい寒さから身を守るために保温性が高い羽毛を使用しているため、グースの羽毛布団は冬でも暖かく軽い特徴を備えています。
1-2. 羽毛布団の水鳥はダック・グース・マザーグースの3種類
羽毛布団に使われる水鳥の種類は大きく分けて、ダック・グース・マザーグースの3種類です。
グースとマザーグースは同じガチョウですが、マザーグースは親鳥で飼育期間が長いため、通常のグースよりもダウンボールが大きく、軽いのに保温性が抜群に高く上質な羽毛布団に仕上がります。
ダック・グース・マザーグースのそれぞれの特徴を表にまとめたのが以下です。
ダック | グース | マザー グース | |
水鳥の種類と イメージ図 | アヒル | ガチョウ | ガチョウ親鳥 |
特徴 | お手頃な価格で 手を出しやすい | ダックよりも 保温性が高い | 最も保温力が高く 軽さも備えている |
メリット | 価格が安い | ダウンボールが大きく ダックに比べて匂わない | 飼育時間が長いため軽いのにボリュームがある |
デメリット | ダウンボールが小さい 雑食なので匂いやすい | ダックに比べると高い | 価格が高い |
ただし、個体差やメーカーによる違いはあるため、一概に「ダックよりグースの方が良い」「マザーグースなら上質」とは言い切れないので注意しましょう。
※この他に、超高級な「アイダーダック」という水鳥もあり、希少性が高いアイダーダックは別格として扱われています。ただし、羽毛布団の価格も200万円を超えるものもあるため、簡単に手を出せるものではない可能性があります。 |
また、水鳥の種類以外に、産地やダウン率、ダウンパワーによっても羽毛布団の質が変わります。このあたりは、「3. グースの羽毛布団の選び方3つのポイント」で後述しますので参考にしてください。
2. ダックよりもグースがおすすめの3つの理由
ここからは、なぜダックよりもグースの方が羽毛布団の詰め物としておすすめなのか解説していきます。
2-1. ダックよりグースの方が軽量でも暖かい
ダックよりもグースの方がおすすめの理由は、グースの方が軽くて暖かいからです。
一般的に、ダックよりもグースの方が、体の大きさは2倍ほど大きくなります。そして、グースの方が体が大きい分、ダウンボールも大きくしっかりとしたものを採取できるのです。
ダウンボールとは、水鳥の羽毛の下に密生しているボール状綿毛のことをいいます。一般的な羽根のように軸はなく、ふわふわとしていて、かつ弾力を持っています。
ダウンボールが大きいほど、ハリやコシを持っているため壊れにくく、さらに空気を多く取り込むことができるため保温力がバツグンに高くなります。
そのため、ダックよりもグースの方が、軽いのに暖かく、さらに耐久性が高い羽毛布団を作ることができるのです。
2-2. ダックよりグースの方がボリュームが出る
グースの方がダウンボールが大きくてしっかりしているため、ダックの羽毛で作った布団よりも、ボリュームが出ます。同じ重量の羽毛を充填しても、グースの方が「かさ」が高くなるのです。
ダウンボールが小さければ、同じ保温力やボリュームを出すために、より多くの羽毛を充填しなければならなくなり、布団が重くなってしまいます。
グースの方が、軽くてもボリューム感があり、暖かい羽毛布団に仕上がります。
2-3. ダックよりグースの方がニオイが少ない
「羽毛布団は特有のニオイが気になる」という方もいるかもしれません。そのニオイのもとは、水鳥の羽毛のニオイです。いわゆる動物性のニオイが残っていることがあります。
羽毛布団のニオイにも違いがあり、一般的に、ダックよりもグースのほうがニオイは少な目となります。
なぜならば、ダックは雑食性であり、草食性のグースよりも元々のニオイが強いからです。
また、ダックは体もダウンボールも小さいため、洗浄がしっかりできないことがあります。一方で、グースは体もダウンボールも大きいため、洗浄したときにニオイの原因を取り除きやすいのです。
できるだけニオイを感じにくい羽毛布団を選びたい方は、ダックではなくグースに絞って羽毛布団を選ぶと良いでしょう。
3. グースの羽毛布団の選び方3つのポイント
ここからは、グースの羽毛布団を選ぶ際に「どう選べばよいか」を3つのポイントに絞って紹介します。
グースの羽毛布団の選び方で重要なのは、産地(原産国)・ダウン率・ダウンパワーの3つです。
グースの産地(原産国) | ◎一番人気はポーランド産(特に「ホワイト・コウダ種」) ◎次に、ハンガリー産マザーグースが人気 その他、ドイツ・ロシア・カナダなどの品質が高いと言われている ➡人気や品質に比例して価格も高くなる |
ダウン率(ダウンとフェザーの割合) | ダウン率50%以上が羽毛布団と呼ばれる。 ◎最高品質なら95%以上 ◎できれば90%以上がおすすめ ➡ダウン率が高いほど高品質で価格も高くなる |
羽毛のダウンパワー(かさ高) | ダウンパワーが大きいほど、軽くて暖かい。 ◎最高品質なら440以上がおすすめ ◎できれば400以上は欲しい ➡ダウンパワーが高いほど高品質で価格も高くなる |
それぞれのランクのかけ合わせで、品質や価格が決まります。これらの具体的な基準についても、詳しく解説していきますね。
3-1. グースの産地(原産国)
グースの羽毛布団を選ぶ時に選び方として重要なのが、グースの産地(原産国)です。
グースの羽毛布団には、原産国表示があるものと無いものがあります。わざわざ産地表示があるものは、上質で人気の産地の羽毛布団を使っているため、ブランド価値があり価格も高めに設定されています。
せっかくグースを買うならば、産地にこだわって上質な羽毛布団を手に入れたいものです。羽毛布団に使われる羽毛の、人気の産地をまとめると以下のようになります。
一番人気 | ポーランド産グース(ホワイト・コウダ種) |
人気 | ハンガリー産グース |
次点 | ドイツ、ロシア、カナダなど寒冷地にある原産国のグース |
標準 | その他の国や、原産国の表示なしの羽毛布団 |
グースの産地による質の違いは厳密には言えませんが、間違いないものを選びたいならば、「ポーランド産のホワイト・コウダ種」を選ぶのがおすすめです。
ホワイト・コウダ種は、品種改良と飼育技術の研究をするために建てられた「コウダ・ヴィエルカ研究所」で管理・育成されたポーランド公認の高品質羽毛です。グースたちは自然に近い環境の農場でストレスなく育ち、健康管理も徹底されているため、良質な羽毛が育ちます。
次におすすめなのが、ハンガリー産のグースです。ハンガリーも国家事業として羽毛の品質にこだわっているため、安心して選んで良いでしょう。
他の原産国の場合、そこまで徹底した管理が行われていないケースがほとんどです。そのため、メーカーの羽毛の目利き具合で品質が左右される可能性があります。
3-2. ダウン率(ダウンの割合)
グースの羽毛布団を選ぶ際に重要なポイント2つ目は、ダウン率(ダウンの割合)です。
ダウン率とは、ダウンの割合を示した数値であり、ダウン率90%なら羽毛布団の中身の90%がダウン(羽毛)ということです。残りの10%は「フェザー(羽根)」となります。
羽毛(ダウン) | 羽根(フェザー) |
水鳥の胸のあたりから採れる毛のこと。タンポポの綿毛のようにふわふわとしており、芯がないもの。保温性、吸湿性、発散性に優れていて、軽くて暖かいのが特徴。 | 水鳥の翼の部分から採れる。湾曲した羽の軸があり、弾力性がある。羽毛より安い。 |
ダウン率が50%以上で「羽毛布団」と名乗ることができるため、羽毛布団にはダウン率70%のものもあれば90%のものもあります。
ダウンはフェザーよりも保温性が高いため、ダウン率が高いほど、保温性もアップします。
軽くて暖かい上質なグース羽毛布団を選びたいなら、ダウン率90%以上がおすすめです。
3-3. ダウンパワー(かさ高)
グースの羽毛布団の選び方のポイント3つ目は、ダウンパワー(かさ高)です。
ダウンパワーとは、羽毛の膨らむ力のことです。羽毛1gあたりの体積を表した指標で、「dp」または「㎤/g」が単位として使われます。
ダウンパワーの数値が大きいほど、同じグラム数でも大きく膨らみ、体積が大きくなります。膨らむ力が強いほど羽毛の間に空気を多く取り込めるため、保温性が高くなります。
反対にダウンパワーの数値が小さければ、多くの量の羽毛を詰め込まなければいけなくなり、重い布団になってしまいます。
つまり、軽くて暖かい羽毛布団を選びたいならば、ダウンパワーが大きい羽毛布団を選ぶべきです。
300dp以上の羽毛布団が一般的ですが、羽毛布団にこだわりたい方なら400dp以上がおすすめです。最高級品を選びたいならば、440dp以上を目安に選ぶと良いでしょう。
4. グースを使用した羽毛布団おすすめ8選
ここからは、グースを使った羽毛布団のおすすめ商品を厳選してご紹介していきます。
ここでは、マザーグースではなく「グース」と表記のある羽毛布団の中から選定しています。 |
ご紹介するにあたり、グースの中でも人気のポーランド「ホワイト・コウダ」種のグース羽毛布団から、ハンガリー、ドイツ、カナダ、そして生産国表示なし(中国産)のお手頃グース羽毛布団までを取り揃えました。
予算に合わせて、イメージに近い羽毛布団を選んでみてください。
商品 | 写真 | 価格 | 原産国 | ダウン率 | 羽毛量 | ダウンパワー |
ホワイト・コウダ種93%の冬用羽毛掛け布団(眠むの木) | 98,000円 | ポーランド(ホワイト・コウダ) | 93% | 1.2kg | 420dp | |
ホワイト・コウダ種93%の冬用羽毛掛け布団(グートン) | 120,890円 | ポーランド(ホワイト・コウダ) | 93% | 1,150g | 420dp | |
ホワイト・コウダ種93%の冬用羽毛掛け布団(西川) | 198,000円 | ポーランド(ホワイト・コウダ) | 93% | 1.2kg | ー | |
ホワイトグース95%の冬用羽毛掛け布団(河田フェザー) | 121,600円 | ハンガリー | 95% | 1.0kg | 450dp | |
ホワイトグース93%の冬用羽毛掛け布団(じぶんまくら) | 87,890円 | ハンガリー | 93% | 1.1kg | 410dp以上 | |
グース93%の冬用羽毛掛け布団(西川) | 79,800円 | ドイツ | 93% | 約1.2kg | 400dp | |
グース93%の冬用羽毛掛け布団(京都羽毛) | 69,800円 | カナダ | 93% | 約1.2kg | 400dp以上 | |
グース93%の冬用羽毛掛け布団(ニトリ) | 31,900円 | 中国 | 93% | 1.0kg | 400dp以上 |
※商品の情報は、2023年1月時点のものとなります。
また、商品の価格は、全て公式サイトの表示価格を掲載しています。予告なく変更となる場合がありますので、詳細は販売店にお問い合わせください。
※条件を揃えるため、全て、冬用(本掛け)、シングルサイズの羽毛布団を選定しています。
それでは早速以下から、おすすめ商品の詳細を確認してみてください。
4-1.【ポーランド】ホワイト・コウダ種93%の冬用羽毛掛け布団(眠むの木)
出典:眠むの木「ポーランド産ホワイトコウダ*高品質のホワイトグースダウン93%羽毛布団/DT-2」
産地
その他・ 産地表示なし | ドイツ・ロシア・カナダなど | ハンガリーの ホワイトグース | ポーランド(ホワイト・コウダ種) |
ダウン率
90% | 93% | 95% |
ダウンパワー(かさ高)
400dp | 410dp | 420dp | 450dp |
最高級とも呼ばれるポーランド産のホワイト・コウダ種のグースダウンを使った冬用羽毛布団は、価格が高くなりがちです。高級メーカーの正規品を選ぶと、30万円を超えるものもありますが、この商品は、コストパフォーマンスに優れていて10万円を切る価格となっています。
手頃ながら、アニメックス社生産のヘルシーダウンプログラム合格羽毛を93%使用していることが明記されており、安心して購入できます。
「高級メーカーの正規品は高くて手を出せない…」という方におすすめです。
価格(税込) | 98,000円 |
シリーズ名 | DT-2/プレミアムタイプ |
羽毛の産地(原産国) | ポーランド産ホワイトグース |
ダウン率 | ダウン93%、フェザー7% |
ダウンパワー | 420dp |
羽毛の充填量 | 1.2kg |
側生地 | スーピマ超長綿80番手サテン無地カラー |
キルト | 5×6マス・マチ高さ7cm立体キルト仕上げ |
その他 | ANIMEX社(アニメックス)にて最高ランクのホワイトコウダ種ホワイトグースダウン、「ヘルシーダウンプログラム」合格羽毛、フィルパワー865fp 計測時・水分率13% |
4-2.【ポーランド】ホワイト・コウダ種93%の冬用羽毛掛け布団(グートン)
出典:羽毛ふとん専門工房「★5 高品質 ポーランド産コウダ種ホワイトグースダウン93%」
産地
その他・ 産地表示なし | ドイツ・ロシア・カナダなど | ハンガリーの ホワイトグース | ポーランド(ホワイト・コウダ種) |
ダウン率
90% | 93% | 95% |
ダウンパワー(かさ高)
400dp | 410dp | 420dp | 450dp |
こちらも、最高級とも呼ばれるポーランド産のホワイト・コウダ種のグースダウンを使った冬用羽毛布団です。創業60年以上の寝具専門店グートンは、羽毛ふとんのオーダーメイドにこだわり、国内生産の羽毛布団を販売しています。
店長自らが羽毛産出国の水鳥農場や羽毛加工工場へ出向き、店長の目で確かめて納得した羽毛原料のみを使用していることが売りとなっています。
このポーランド産ホワイト・コウダ種のグースダウンも、ヘルシーダウンプログラムの厳しい検査を通過した清潔な羽毛を使用。安心して使うことができるでしょう。
価格(税込) | 120,890円 |
シリーズ名 | ポーランド産「コウダ種」ホワイトグース 93% |
羽毛の産地(原産国) | ポーランド産コウダ種ホワイトグース |
ダウン率 | ダウン93%、フェザー7% |
ダウンパワー | 420dp |
羽毛の充填量 | 1,150g |
側生地 | 日本製 綿100% 100番手平織 85g/㎡ |
キルト | 立体キルト |
その他 | アニメックス社生産の「コウダ種」ホワイトグース、「ヘルシーダウンプログラム」合格羽毛 |
4-3.【ポーランド】ホワイト・コウダ種93%の冬用羽毛掛け布団(西川)
産地
その他・ 産地表示なし | ドイツ・ロシア・カナダなど | ハンガリーの ホワイトグース | ポーランド(ホワイト・コウダ種) |
ダウン率
90% | 93% | 95% |
ポーランド産「ホワイト・コウダ」種を使用したグースダウン93%使用した西川ブランドの羽毛布団です。工場直送のオリジナル商品と比べると少し価格は高めですが、厳しい西川基準をクリアした羽毛だけが使われているため安心・納得のクオリティです。
ふとんがわに使用されているユーカリの木から採れるパルプを原料とした再生繊維(リヨセル)は、とてもなめらかで肌触りが良く、吸湿性・速乾性にも優れています。
https://www.google.com/url?q=https://blog.tunageru.com/all-about-textile/what-is-lyocell/&sa=D&source=docs&ust=1678334032158645&usg=AOvVaw1qqbFt_UGGxrUTXX0aO17w
より上質なグース羽毛布団を選びたい方は安心の西川ブランドを選んでみてはいかがでしょうか。
価格(税込) | 198,000円 |
シリーズ名 | SD6669 |
羽毛の産地(原産国) | ポーランド「ホワイトコウダ®」 |
ダウン率 | ダウン93% フェザー7%(ポーランドホワイトグース) |
ダウンパワー | ー |
羽毛の充填量 | 1.2kg |
側生地 | 再生繊維(リヨセル)55% 綿45% |
キルト | ソリッドステーク®キルト(完全立体キルト) |
その他 | 西川の高級ブランド「Premier」シリーズ商品 |
4-4.【ハンガリー】ホワイトグース95%の冬用羽毛掛け布団(河田フェザー)
出典:河田フェザー販売「羽毛掛けふとん ナノクリスタル加工【NC-1】」
産地
その他・ 産地表示なし | ドイツ・ロシア・カナダなど | ハンガリーの ホワイトグース | ポーランド(ホワイト・コウダ種) |
ダウン率
90% | 93% | 93% |
ダウンパワー(かさ高)
400dp | 410dp | 420dp | 450dp |
日本唯一の羽毛素材メーカーとして真羽毛(混じりけのない羽毛)を扱っている河田フェザーは、多くの布団店に羽毛を卸している企業です。そんな河田フェザーがこだわって作った羽毛布団が、このハンガリーホワイトグースを95%使用した贅沢な羽毛布団です。
ダウンパワーが450dpと高い数字なので、1.0kgでもふっくらで、寒い冬を暖かく過ごすことができるでしょう。
国内羽毛メーカーのこだわりが詰まった羽毛布団を選びたい方におすすめです。
価格(税込) | 121,600円 |
シリーズ名 | 羽毛掛けふとん ナノクリスタル加工【NC-1】 |
羽毛の産地(原産国) | ハンガリーホワイトグースダウン |
ダウン率 | ダウン95%、フェザー5% |
ダウンパワー | 450dp |
羽毛の充填量 | 1.0kg |
側生地 | 綿100% 100×140サテン |
キルト | トライアングルキルト |
その他 | プレミアムゴールドラベル、「KWD」マーク、J∞QUALITY認証を取得 |
4-5.【ハンガリー】ホワイトグース93%の冬用羽毛掛け布団(じぶんまくら)
出典:じぶんまくら「羽毛布団 シングル ハンガリー産グースダウン93% ダウンパワー410」
産地
その他・ 産地表示なし | ドイツ・ロシア・カナダなど | ハンガリーの ホワイトグース | ポーランド(ホワイト・コウダ種) |
ダウン率
90% | 93% | 95% |
ダウンパワー(かさ高)
400dp | 410dp | 420dp | 450dp |
ふとん専門店のオンラインショップ「じぶんまくら」で販売されているこちらのハンガリー産グースダウンを使用した羽毛布団は、昭和西川製の商品。人気のハンガリー産ホワイトグースを93%使用し、ダウンパワー910dp以上のあったかい羽毛布団です。
安心の西川ブランドで、ポリジン加工という抗菌防臭加工もされているため、いつまでも清潔に使いたい方におすすめです。
価格(税込) | 87,890円 |
シリーズ名 | ー |
羽毛の産地(原産国) | ハンガリー産グースダウン |
ダウン率 | ハンガリー産ホワイトグースダウン93%、スモールフェザー7% |
ダウンパワー | 410dp(cm3/g)以上 |
羽毛の充填量 | 1.1kg |
側生地 | ポリエステル85%、綿15%(TTC) |
キルト | 5×6マス立体キルト |
その他 | ポリジン加工(抗菌防臭)、二重縫製、ズレ防止ループ8ヶ所あり |
4-6.【ドイツ】グース93%の冬用羽毛掛け布団(西川)
出典:西川ストア「羽毛布団日本製ドイツ産グース93% シングルロング(詰め物重量1.2kg)400ダウンパワー[CMD羽毛]」
産地
その他・ 産地表示なし | ドイツ・ロシア・カナダなど | ハンガリーの ホワイトグース | ポーランド(ホワイト・コウダ種) |
ダウン率
90% | 93% | 95% |
ダウンパワー(かさ高)
400dp | 410dp | 420dp | 450dp |
ポーランドやハンガリーの次に紹介するのは、ドイツの羽毛を使った羽毛布団です。北緯45度より上の緯度は、良いダウンが取れる地域として「ダウンベルト地帯」と呼ばれており、ドイツもこのダウンベルト地帯に位置する原産国です。
この商品は、コンフォートマイスターダウンという、平均的なダウンボールの約1.2倍の大きさを持つ羽毛を使用しています。
また、通常は冬用の羽毛布団では1kg程度の充填量が多い中、1.2kg充填しているため、より暖かい布団に仕上がっています。
価格(税込) | 79,800円 |
シリーズ名 | ー |
羽毛の産地(原産国) | ドイツ産グース |
ダウン率 | グースダウン93% フェザー7% |
ダウンパワー | 400ダウンパワー |
羽毛の充填量 | 約1.2kg |
側生地 | 綿100%(60サテン) |
キルト | 5×6マス立体キルト |
その他 | 花粉フリー加工 |
4-7.【カナダ】グース93%の冬用羽毛掛け布団(京都羽毛)
出典:こだわり安眠館「京都羽毛 梅 カナダコロニアル グースダウン93% 羽毛布団 シングルロング 150×210cm」
産地
その他・ 産地表示なし | ドイツ・ロシア・カナダなど | ハンガリーの ホワイトグース | ポーランド(ホワイト・コウダ種) |
ダウン率
90% | 93% | 95% |
ダウンパワー(かさ高)
400dp | 410dp | 420dp | 450dp |
こちらはカナダ産のホワイトグースダウンを使用した羽毛布団です。良質なダウンが採れると言われる「ダウンベルト」に位置するカナダの、「カナダコロニアル」という希少かつ高品質な水鳥の羽毛を使用しています。
広大な土地でのびのび飼育され健康に育った水鳥から採れる羽毛は、ダウンが壊れにくく、良い状態が長持ちします。
京都府の工場で一枚一枚丁寧に仕立てられた羽毛布団としておすすめです。
価格(税込) | 69,800円 |
シリーズ名 | 京都羽毛シリーズ【梅】 |
羽毛の産地(原産国) | カナダ産ホワイトグース |
ダウン率 | ダウン93% フェザー7% |
ダウンパワー | 400dp以上 |
羽毛の充填量 | 約1.2kg |
側生地 | 綿100% (80サテン) |
キルト | センタークロスキルト(表5×3マス 裏6×4マス) |
その他 | コロニアルグース品質保証書/国内パワーアップ加工/国内洗浄/洗浄度1000mm/ダウンプルーフ加工/ループ8ヶ所/収納ケース付き |
4-8.【産地表示なし】グース93%の冬用羽毛掛け布団(ニトリ)
出典:ニトリネット「ホワイトグースダウン93% 羽毛布団(ムーンシャンテンN シングル)」
産地
その他・ 産地表示なし | ドイツ・ロシア・カナダなど | ハンガリーの ホワイトグース | ポーランド(ホワイト・コウダ種) |
ダウン率
90% | 93% | 95% |
ダウンパワー(かさ高)
400dp | 410dp | 420dp | 450dp |
お手頃なグースダウン羽毛布団をお求めの方には、「お、ねだん以上。」のキャッチフレーズが有名なニトリの羽毛布団をご紹介します。
こちらの羽毛布団は、商品名には羽毛の生産国表示がありませんが、仕様を見ると中国産の羽毛を使用していることが分かります。
側生地にはポリエステルが使われており、超長綿100%などと比べるとスペックは劣りますが、お手頃価格のグースダウンを使いたい方にはおすすめです。
価格(税込) | 31,900円 |
シリーズ名 | ムーンシャンテンN |
羽毛の産地(原産国) | 中国 |
ダウン率 | ホワイトグースダウン93% |
ダウンパワー | 400㎤/g以上 |
羽毛の充量 | 1.0kg |
側生地 | ポリエステル85% 綿15%(ピーチスキン加工) |
キルト | ー |
その他 | 抗菌防臭加工(羽毛) |
「せっかくだから産地にこだわって羽毛布団を買いたい」という方には、ふるさと納税の返礼品で羽毛布団を選ぶ方法もおすすめです。 出典:ふるさとチョイス「都留のふとん?~実は日本でトップクラスの質と量を誇る MADE IN 都留~」 当サイトを運営している山梨県都留市でも、返礼品としてこだわりの羽毛布団を多数用意しています。ぜひ一度ご覧ください。
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まとめ
この記事では、羽毛布団に使われるグース(ガチョウ)について詳しく解説してきました。
羽毛布団に使われる水鳥にはダック(あひる)とグース(ガチョウ)がありますが、ダックよりもグースがおすすめの理由は主に3つあります。
ダックよりもグースがおすすめの理由 |
❶ダックよりグースの方が、軽量でも暖かい ❷ダックよりグースの方が、ボリュームが出る ❸ダックよりグースの方が、ニオイが少ない |
軽いのにボリュームが暖かい羽毛布団を選びたい方、ニオイが少ない羽毛布団を選びたい方は、ダックではなくグースがおすすめです。
また、グースの羽毛布団を選ぶうえでの3つのポイントも解説しました。
グースの羽毛布団の選び方3つのポイント |
❶グースの産地(原産国) ❷ダウン率 ❸羽毛のダウンパワー(かさ高) |
4章では、水鳥の産地ごとに厳選したおすすめ羽毛布団を8つ紹介しました。
価格を見ると一目瞭然ですが、産地にこだわらなければ3万円台から買える羽毛布団もありますし、最高級のポーランド産ホワイト・コウダ種にこだわれば20万円近い価格の羽毛布団もあります。
上質なものほど価格は高くなるため、品質と予算のバランスを考えて商品を選ぶのがおすすめです。この記事を参考に、あなたにピッタリのグースの羽毛布団が見つかることを願っています。
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