羽毛布団の中でも、マザーグースは最も質が高い高級品として有名です。そのため、買うならマザーグースの羽毛布団を選びたい!という方も多いのではないでしょうか?
しかし「マザーグースが使われている羽毛布団なら何でも良い」とは言えません。なぜならば同じマザーグース羽毛布団でも、❶グースの産地、❷ダウン率、❸ダウンパワーによって品質に差が出るからです。
厳密に言えば、その他の要素(側生地の種類、キルト構造など)もありますが、初心者の方はまず上記の3つに注目してマザーグース羽毛布団を選ぶのがおすすめです。
品質が高いほど価格も高くなるため、羽毛布団にかけられる予算とのバランスを見て、羽毛布団のランクを決めていきましょう。
この記事では、この3つの基準をメインに、マザーグース羽毛布団をどうやって選べば良いか詳しく解説していきます。
マザーグース羽毛布団の選び方を知り、予算に合う最適な羽毛布団を見つけたい方はぜひこの記事を最後までお読みください。
1. マザーグースの産地・ダウン率・ダウンパワーに注目
一口に「マザーグース羽毛布団」といってもさまざまな種類のものが販売されているため、まずは「どんな違いがあるか」を理解することが大切です。
羽毛布団ごとのマザーグース羽毛布団の違いは、主に以下の3つの要素で決まります。
マザーグースの産地(原産国) | ◎一番人気はポーランド産(特に「ホワイト・コウダ種」) ◎次に、ポーランドやハンガリー産マザーグースが人気 その他、ドイツ・ロシア・カナダ・ブルガリア・フランスなどの品質が高いと言われている ➡人気や品質に比例して価格も高くなる |
ダウン率 | ダウンとフェザーの割合。ダウン率50%以上が羽毛布団と呼ばれる。 ◎最高品質なら95%以上 ◎できれば90%以上がおすすめ |
羽毛のダウンパワー(かさ高) | ダウンパワーとは「羽毛の膨らむ力」のこと ダウンパワーが大きいほど、軽くて温かい ◎最高品質なら440以上がおすすめ ◎できれば400以上は欲しい |
試しにショッピングサイトで「マザーグース羽毛布団」と調べてみると、安いものは1万円台、高いものでは100万円を超える商品も表示されます。
特徴の違いを知ることで価格差の理由も理解できるようになるため、しっかりと確認してみてください。
1-1. マザーグースの産地(原産国)
マザーグース羽毛布団を選ぶ時に最初に気になるのが、「マザーグースの産地(原産国)」ではないでしょうか。産地とはつまり、羽毛布団に使われているマザーグースがどこの国で育てられたものかということです。
流通しているマザーグース羽毛布団には2種類あり、「産地表示があるもの」と「産地表示がないもの」に分かれます。産地がしっかり書かれているものは、「上質な羽毛が取れる、人気の原産地だから書かれている」と考えて良いでしょう。つまり、産地表示のある羽毛布団の方が「質が高く、人気の羽毛布団」ということができます。
羽毛布団に使われる羽毛の、人気の産地をまとめると以下のようになります。
一番人気 | ポーランド産マザーグース(ホワイト・コウダ種) |
人気 | ポーランドやハンガリー産マザーグース |
次点 | ドイツ、ロシア、カナダ、フランス、ブルガリアなど寒冷地にある原産国 |
標準 | その他の国や、原産国の表示なしの羽毛布団 |
❶ポーランドとハンガリーは国家レベルで高品質な羽毛を育成
「ポーランド産とハンガリー産の羽毛は上質」となんとなく知っている方もいるかもしれませんが、その理由をしっかり理解しましょう。
ポーランドとハンガリーの羽毛が高品質といわれる大きな理由は、国家事業として羽毛の品質にこだわり、品種改良に取り組んできた歴史があるからです。高品質を保つためにトレーサビリティも重視されており、飼育期間や体重なども厳密に管理されています。
また、寒冷地であるポーランドやハンガリーは、水鳥が育つ環境としても最適です。寒冷地で育った水鳥は、寒い外気から体温を保つため、保温力が優れた羽毛を発育できるのです。
❷ポーランド産「ホワイト・コウダ種」マザーグースは特に人気
ポーランド産の羽毛には「ホワイト・コウダ種」と呼ばれる品種の水鳥のブランドがあります。
ホワイト・コウダ種は、品種改良と飼育技術の研究をするために建てられた「コウダ・ヴィエルカ研究所」で管理・育成されたポーランド公認の高品質羽毛です。グースたちは自然に近い環境の農場でストレスなく育ち、健康管理も徹底されているため、良質な羽毛が育ちます
羽毛の産地偽装問題について 2016年に日本のメディアによって「羽毛の産地偽装」問題が取り上げられて話題となりました。財務省のデータによると羽毛輸入量のほとんどが中国産にもかかわらず、販売されている羽毛布団の多くにフランスやハンガリーといった高級産地が表示されていたことが問題視されたのです。 産地偽装問題以降、日本羽毛製品協同組合の加盟店ではトレーサビリティへの取り組みが進みました。 産地偽装の被害に遭わないためには、以下のような羽毛布団を積極的に選ぶことをおすすめします。 ・信頼できるメーカーを選ぶ ・羽毛の原産地を示す証明書が付いている羽毛布団を選ぶ ・日本羽毛製品協同組合が定める「ゴールドラベル」が付いている羽毛布団を選ぶ ・快適睡眠環境研究所が定める「CILギャランティーレベル」が付いている羽毛布団を選ぶ |
1-2. 羽毛のダウン率
マザーグース羽毛布団を選ぶ際に重視すべき2つ目のポイントは、羽毛の「ダウン率」です。
ダウン率とはダウンの割合を示した数値であり、ダウン率90%なら羽毛布団の中身の90%がダウン(羽毛)ということです。残りの10%は「フェザー(羽根}」となります。
羽毛(ダウン) | 羽根(フェザー) |
水鳥の胸のあたりから採れる毛のこと。タンポポの綿毛のようにふわふわとしており、芯がないもの。保温性、吸湿性、発散性に優れていて、軽くて温かいのが特徴。 | 水鳥の翼の部分から採れる。湾曲した羽の軸があり、弾力性がある。羽毛より安い。 |
ダウン率が50%以上で「羽毛布団」と名乗ることができるため、羽毛布団にはダウン率70%のものもあれば90%のものもあります。ダウンはフェザーよりも保温性が高いため、軽くて温かい高品質なマザーグースを選びたいなら90%以上がおすすめです。
なお、ダウン率にはプラスマイナス5%の許容誤差があるため、表記上は90%でも実際のダウン率は85%という場合がありえます。また、ダウン率100%という商品は存在せず、最大でも98%(手で選別する場合)となります。
1-3. 羽毛のダウンパワー(かさ高)
マザーグース羽毛布団を選ぶ場合に重視すべき3つ目のポイントは、羽毛のダウンパワー(かさ高)です。
ダウンパワーとは、羽毛1gあたりの体積を表した指標で、「dp」が一般的な単位として使われます。「膨らむ力」が強いほど、ダウンパワーは大きくなります。
以下は、ダウンパワーのイメージ写真です。同じ重さでもダウンパワーの数値が大きい右側の羽毛の方が大きく膨らみ、体積が大きくなっているのが分かりますよね。
膨らむ力が強いほど羽毛の間に空気を多く取り込むことができるため、暖かさを持続できます。また、軽くても暖かい質の良い羽毛布団となるのです。
一般的な羽毛布団は300dp以上のものがほとんどで、質の高い羽毛布団が欲しいなら400dp以上がおすすめです。また、最高級品を選びたいならば440dp以上を目安に選びましょう。
2. マザーグース羽毛布団の3要素と価格の関係
1章で示した通り、マザーグース羽毛布団を選ぶ場合の3つの大きなポイントは、
❶羽毛の産地(原産国)、❷ダウン率、❸ダウンパワー(かさ高)です。
そして、それぞれでどのランクを選ぶのかや組み合わせによって、マザーグース羽毛布団の価格にも影響します。
「とにかく品質が高いものを選びたい!」とこだわれば価格も高くなりますし、「ある程度の品質で良い」という場合には価格を抑えることができます。
例として、最高品質のマザーグース羽毛布団と、そこそこの品質のマザーグース羽毛布団の予算を比較してみましょう。
2-1. 高品質なマザーグース羽毛布団(予算10万円以内)
予算が限られるから「最高品質までは無理」という方は、ポーランドやハンガリー産のホワイトグースを使ったものを選ぶと良いでしょう。
また、「ダウン率は93%以上、ダウンパワー400以上」までグレードを下げることで、「最高品質」と比べると予算を下げることができます。
産地
その他・ 産地表示なし | ドイツ・ロシア・カナダ・ブルガリア・フランスなど | ポーランド/ ハンガリーの ホワイトグース | ポーランド(ホワイト・コウダ種) |
ダウン率
85% | 90% | 93% | 95% |
ダウンパワー(かさ高)
300以上 | 350以上 | 400以上 | 440以上 |
このグレードのマザーグース羽毛布団を選ぶ場合の予算は、おおむね以下のようになります。
薄手・肌掛け(羽毛量0.3kg~0.4kg程度) | 2万円~5万円程度 |
中厚・合掛け(羽毛量0.6kg~1.0kg程度) | 4万円~8万円程度 |
厚手:本掛け(羽毛量1.0kg~1.5kg程度) | 5万円~10万円程度 |
※シングルサイズの場合の値段イメージです。
このランクでの具体的におすすめの羽毛布団は、「3-1. 高品質のマザーグース羽毛布団おすすめ2選【ハンガリー産・93%・40dp以上】」で紹介します。
2-2. 最高品質のマザーグース羽毛布団【コウダ種・95%・440dp以上】
最高品質のマザーグース羽毛布団を選びたい場合、羽毛の産地はポーランド産「ホワイト・コウダ種」、ダウン率95%以上、ダウンパワー440以上が目安になります。
産地
その他・ 産地表示なし | ドイツ・ロシア・カナダ・ブルガリア・フランスなど | ポーランドやハンガリーの ホワイトグース | ポーランド(ホワイト・コウダ種) |
ダウン率
85% | 90% | 93% | 95% |
ダウンパワー(かさ高)
300以上 | 350以上 | 400以上 | 440以上 |
このグレードのマザーグース羽毛布団を選ぶ場合の予算は、以下のようになります。
薄手・肌掛け(羽毛量0.3kg~0.4kg程度) | 5万円~10万円程度 |
中厚・合掛け(羽毛量0.6kg~1.0kg程度) | 9万円~15万円程度 |
厚手:本掛け(羽毛量1.0kg~1.5kg程度) | 12万円~40万円程度 |
※シングルサイズの場合の値段イメージです。
このランクでの具体的におすすめの羽毛布団は、「3-2. 最高品質のおすすめマザーグース羽毛布団【ポーランドコウダ種・95%・440dp以上】」で紹介します。
3. おすすめのマザーグース羽毛布団6選
ここからは、1章でお伝えしたマザーグース羽毛布団の品質を理解した上で、当サイトがおすすめするマザーグース羽毛布団をいくつか紹介していきます。
3-1. 高品質のマザーグース羽毛布団おすすめ2選【ポーランドやハンガリー産・93%・400dp以上】
ここからは、マザーグースでも高品質の羽毛布団が欲しいという方におすすめの羽毛布団を紹介していきます。
おすすめの仕様は、やはりポーランドやハンガリー産のマザーグースダウンを使ったもの。ただし、明確に「ホワイト・コウダ種」の記載があるものや、ダウン率が95%以上のもの、ダウンパワーが440dp以上のものは価格が高くなるため、少しだけグレードを抑えめにしました。
▼高品質のマザーグースのおすすめ基準
産地
その他・ 産地表示なし | ドイツ・ロシア・カナダ・ブルガリア・フランスなど | ポーランドやハンガリーの ホワイトグース | ポーランド(ホワイト・コウダ種) |
ダウン率
85% | 90% | 93% | 95% |
ダウンパワー(かさ高)
300以上 | 350以上 | 400以上 | 440以上 |
※最高品質のマザーグース羽毛布団を選びたい方は、次の「3-2. 最高品質のおすすめマザーグース羽毛布団【ポーランドコウダ種・95%・440dp以上】」をご覧ください。
なお、羽毛の産地を気にする場合は、できれば日本羽毛製品協同組合が定める「ゴールドラベル」や「CILギャランティーラベル」、原産国の認定書や保証書が付いている羽毛布団を選ぶと安全です。
シリーズ | 厚手・本掛け・冬用羽毛布団 | 羽毛の種類 | ダウン率 | ダウンパワー | |
日本寝具通信販売 | ハンガリー産ホワイトマザーグースダウン93% | 48,180円 羽毛量:1.2kg | ハンガリー産ホワイトマザーグース | 93% | 400dp |
都留市「サンモト」羽毛布団 | ポーランド産 ホワイトマザーグースふとん95% | 65,780円 羽毛量:1.2kg | ポーランド産ホワイトマザーグース | 95% | 440以上 |
※シングルサイズ(150×210cm)の価格です。
※価格は、2022年12月確認時点のものです。
❶日本寝具通信販売「ハンガリー産ホワイトマザーグースダウン93%」の高級羽毛布団
出典:https://www.n-shingu.jp/products/detail_5860/
産地
その他・ 産地表示なし | ドイツ・ロシア・カナダ・ブルガリア・フランスなど | ポーランドやハンガリーの ホワイトグース | ポーランド(ホワイト・コウダ種) |
ダウン率
85% | 90% | 93% | 95% |
ダウンパワー(かさ高)
300以上 | 350以上 | 400以上 | 440以上 |
価格:48,180円(羽毛量:1.2kg)
日本寝具通信販売株式会社は、羽毛の洗浄から製造までを全て国内工場で行っている日本製の羽毛布団を販売しています。公式オンラインショッピングの他、Amazonや楽天市場、Y!ショッピングなどにも出店しており、さまざまなチャネルから購入可能です。
こちらの羽毛布団は、ハンガリー産ホワイトマザーグースダウンを93%使用し、ダウンパワーは400㎤/g。羽毛充填量が1.2kgの冬用本掛け羽毛布団です。
CILギャランティレベルのゴールドラベルに合格した羽毛を使っており、さらに「ハンガリー原産地証明書」も付いています。産地の保証がされているため、安心して購入できる商品と言えるでしょう。
【共通の仕様】
シリーズ名 | 【おまかせカバー付】ハンガリー産ホワイトマザーグースダウン93% 2層立体キルト加工羽毛掛ふとん S |
羽毛の産地(原産国) | ハンガリー産 |
ダウン率 | 93% |
ダウンパワー | 400dp |
側生地 | 綿100%(超長綿・60サテン) |
キルト | 二層立体キルト加工 |
その他 | CILゴールドラベル、二層立体キルト加工、ダウンプルーフ加工、ファインアップ加工、クリーンオゾン加工、アレルGプラス加工、防菌防臭加工、ハンガリー原産地証明書付、8ヶ所ループ付、収納ケース入、日本製(おまかせ掛けカバーは中国製) |
❷都留市「サンモト」羽毛布団ポーランド産 ホワイトマザーグースふとん95%
出典:https://item.rakuten.co.jp/re-sleep/10000001/
産地
その他・ 産地表示なし | ドイツ・ロシア・カナダ・ブルガリア・フランスなど | ポーランドやハンガリーの ホワイトグース | ポーランド(ホワイト・コウダ種) |
ダウン率
85% | 90% | 93% | 95% |
ダウンパワー(かさ高)
300以上 | 350以上 | 410以上 | 440以上 |
価格:65,780円(羽毛量:1.2kg)
※シングルサイズ(150×210cm)の価格です。
富士山の麓で作られた高級羽毛布団のブランド「甲州羽毛ふとん」の商品で、ハンガリー産ホワイトマザーグースを93%使用したダウンパワー410以上の羽毛布団です。側生地には超長綿の100単サテンというとても柔らかく滑らかな生地を使っています。綿100%なので通気性にも優れていておすすめです。
肌掛けは3万円を切る価格、そして厚手の本掛けでも9万円を切る価格となっているので手を出しやすいでしょう。こちらの羽毛布団はふるさと納税の返礼品としても用意されているので、ふるさと納税を活用するのもおすすめです。
【共通の仕様】
シリーズ名 | ハンガリー産 ホワイトマザーグースふとん93% |
羽毛の産地(原産国) | ハンガリー産 |
ダウン率 | 93% |
ダウンパワー | 410以上 |
側生地 | 綿100%(超長綿) 100単サテン |
キルト | 肌掛け・合掛け:立体キルト加工 本掛け:二層式キルティング |
その他 | 山梨県富士吉田産 日本羽毛製品協同組合「ロイヤルゴールド」ラベルを取得 |
3-2. 最高品質のおすすめマザーグース羽毛布団【ポーランドコウダ種・95%・440dp以上】
最高品質のマザーグース羽毛布団を手に入れたい方は、ポーランド公認「ホワイト・コウダ」マザーグースを95%使用した羽毛布団がおすすめです。
このクラスの羽毛布団を入手する場合には、信頼できるメーカーや布団専門店から購入することが大切となります。「西川」など厳しい基準を設けているメーカーや、羽毛の産地を視察している様子を細かく伝えている羽毛専門店が最適です。
「1-1. マザーグースの産地(原産国)」で伝えたように、産地偽装が疑われる商品も中には存在しているため、怪しい販売店からは買わないことをおすすめします。
シリーズ | 薄手・肌掛け・夏用 | 中厚・合掛け・春秋用 | 厚手・本掛け・冬用 | 羽毛の種類 | ダウン率 | ダウンパワー | |
西川 | プルミエール | ー | ー | 396,000円 羽毛量:1.2kg | ポーランド産ホワイト・コウダ種 | 95% | 460dp |
大東寝具工業 | OZGO(オズゴ) | 73,480円 羽毛量:0.4kg | 89,980円 羽毛量:0.6kg | 133,980円 羽毛量:1.0kg | ポーランド産ホワイト・コウダ種 | 95% | 440dp |
グートン | 最高品質ポーランド産コウダ種マザーグースダウン95% | 72,930円 羽毛量:0.3kg | 134,200円 羽毛量:0.65kg | 186,230円 羽毛量:1,150g | ポーランド産ホワイト・コウダ種 | 95% | 440dp |
都留市ふるさと納税 |
※シングルサイズ(150×210cm)の価格です。
※価格は、2022年12月確認時点のものです。
❶西川「プルミエール」シリーズの最高級羽毛布団
産地
その他・ 産地表示なし | ドイツ・ ロシアなど | ハンガリーの ホワイトグース | ポーランド(ホワイト・コウダ種) |
ダウン率
85% | 90% | 93% | 95% |
ダウンパワー(かさ高)
300以上 | 350以上 | 400以上 | 460dp |
価格
薄手・肌掛け 【夏用】 | 中厚・合掛け 【秋冬用】 | 厚手・本掛け 【冬用】 |
ー | ー | 羽毛充填量:900g |
396,000円 (2022年12月確認時点) | ||
※シングルサイズ(150×210cm)の価格です。
プルミエールは、羽毛布団で有名な西川の中でも、素材を選び抜き、産地からお届けまで厳しく管理することにこだわった最上級ブランドです。
プルミエールの「ホワイト・コウダ」マザーグース羽毛布団には、西川が、コウダ・ヴィエルカ国立動物飼育科学研究所と売買契約を締結して仕入れた羽毛が使われています。
プルミエールは高い品質にこだわっており、自社一貫体制で、ごみの除去や洗浄、加湿乾燥などを行っています。全ての工程が厳しく管理された「西川クオリティ」のマザーグース羽毛布団を選びたい方は、こちらの羽毛布団を検討してみてください。
【共通の仕様】
羽毛の産地(原産国) | ポーランド産ホワイトグース(コウダ種) |
ダウン率 | 95% |
ダウンパワー | 460dp |
側生地 | 再生繊維(リヨセル)50% 綿50% |
キルト | スーパーボディラインキルト(完全立体キルト) |
その他 | ー |
❷大東寝具工業「OZGO(オズゴ)」シリーズの最高級羽毛布団
出典:大東寝具工業「「OZGO-オズゴ-」 ポーランド産ホワイトグース95%(コウダ種) プレミアムゴールドラベル」
産地
その他・ 産地表示なし | ドイツ・ ロシアなど | ハンガリーの ホワイトグース | ポーランド(ホワイト・コウダ種) |
ダウン率
85% | 90% | 93% | 95% |
ダウンパワー(かさ高)
300以上 | 350以上 | 400以上 | 440dp |
価格
薄手・肌掛け 【夏用】 | 中厚・合掛け 【秋冬用】 | 厚手・本掛け 【冬用】 |
羽毛充填量:0.4g | 羽毛充填量:0.6g | 羽毛充填量:1.0kg |
73,480円 (2022年12月確認時点) | 89,980円 (2022年12月確認時点) | 133,980円 (2022年12月確認時点) |
※シングルサイズ(150×210cm)の価格です。
京都府京都市にある大東寝具工業が極上の羽毛布団として展開している「OZGO(オズゴ)」シリーズでは、ポーランド原産「ホワイト・コウダ種」を95%使用した羽毛布団を展開しています。
オズゴシリーズのダウンは1つ1つのダウンボールがとても大きく弾力性が強いため、他の羽毛布団よりも少ない充填量で済む点が強みです。通常、冬用の本掛け布団の羽毛量は1.2kgほどですが、オズゴでは1.0kgで十分暖かさとボリュームを発揮できます。より軽い布団を選びたい方にピッタリの羽毛布団といえるでしょう。
【共通の仕様】
羽毛の産地(原産国) | ポーランド産ホワイトグース(コウダ種) |
ダウン率 | 95% |
ダウンパワー | 440dp(プレミアムゴールドラベル認証) |
側生地 | 綿100%(80番手サテン超長綿) |
キルト | 肌掛け・合掛け:3cmマチ立体キルト 冬用:1層立体(ノンスライド)キルト/3×5マス |
その他 | ・ピュアオゾン加工(消臭、抗菌、防カビ、防ダニ) ・ファインプロテクト加工(徐塵、熱処理) ・国内羽毛洗浄、及び砂鉄など不純物除去 |
❸グートン「最高品質ポーランド産コウダ種マザーグースダウン95%」シリーズ
産地
その他・ 産地表示なし | ドイツ・ ロシアなど | ハンガリーの ホワイトグース | ポーランド(ホワイト・コウダ種) |
ダウン率
85% | 90% | 93% | 95% |
ダウンパワー(かさ高)
300以上 | 350以上 | 400以上 | 440dp |
価格
薄手・肌掛け 【夏用】 | 中厚・合掛け 【春秋用】 | 厚手・本掛け 【冬用】 |
羽毛充填量:0.3g | 羽毛充填量:0.65g | 羽毛充填量:1,050g |
72,930円 (2022年12月確認時点) | 134,200円 (2022年12月確認時点) | 171,930円 (2022年12月確認時点) |
※シングルサイズ(150×210cm)の価格です。
株式会社グートンは、兵庫県尼崎市にある羽毛ふとん専門工房で、上質な羽毛と天然素材100%側生地にこだわった高品質な羽毛布団を製造している企業です。完全オーダーメイドで、お客様の希望に合わせたサイズ・厚み・仕様を選んで1枚1枚製造しています。
サイトにはポーランドの農場を視察した時の写真も掲載されており、羽毛の種類の違いなど羽毛布団を選ぶ上で参考になる情報を発信しています。自分が使う羽毛布団のマザーグースはどんなものなのか、納得した上で購入したい方におすすめです。
【共通の仕様】
羽毛の産地(原産国) | ポーランド産マザーグース(ホワイト・コウダ種) |
ダウン率 | 95% |
ダウンパワー | 440dp |
側生地 | ドイツ製 綿100% スーパーライトバチスト 平織 75g/㎡ |
キルト | 立体キルト |
その他 | 国際羽毛検査機関IDFL ヘルシーダウンプログラム検査合格羽毛 |
4. ふるさと納税でマザーグース羽毛布団を受け取るのもおすすめ
ここまで、マザーグース羽毛布団の選び方のポイントや実際におすすめの商品をいくつか紹介しました。予算にもよりますが、やはり高級なマザーグースの羽毛布団は高価な買い物になります。
そこでおすすめなのが、ふるさと納税でマザーグース羽毛布団を返礼品として受け取る方法です。ふるさと納税は、応援したい自治体に自由に寄付でき、寄付した金額を税額控除できる仕組みです。さらに、寄付した自治体からは、寄付金に応じた返礼品をもらうことができます。
寄付する人の年収や家族構成によって控除上限額が決まっており、控除上限額を超えない限り、自己負担額2,000円のみで返礼品を受け取ることができるため、かなりお得な仕組みとなっています。
※自分の寄付上限額がいくらか知りたい方は、ふるさとチョイス「控除上限額シミュレーション」を活用ください。
例えば、年収800万円の方がふるさと納税の控除上限額が10万円の場合、 ❶ふるさと納税を利用して自治体に10万円を寄付し、返礼品を受け取る ❷寄付金控除の手続きを行うことで、所得税と翌年度分の住民税のそれぞれから10万円が控除される ❸実質負担額2,000円で、返礼品を受け取ることができる ※控除上限額を超える寄付を行ってしまうと、所得税や住民税から控除しきれず、自己負担額が増えてしまうので気を付けてください。 |
マザーグース羽毛布団の返礼品はふるさと納税でも多く用意されており、楽天ふるさと納税で「マザーグース羽毛布団」と検索すると約400件がヒットします。
寄付金額は10万円以上のものがほとんどなので、控除上限額が高い方はぜひふるさと納税で羽毛布団を入手する方法も検討してみてはいかがでしょうか。
\山梨県都留市のマザーグース羽毛布団もぜひチェックしてみてください/
まとめ
この記事では、数多く存在するマザーグース羽毛布団の中から最適な商品を見つけるために、品質の違いの3つのポイントを解説しました。
品質が高ければ高いほど、羽毛布団の価格も高くなります。そのため、品質と価格のバランスを見て、最終的に羽毛布団の購入を決定すると良いでしょう。
あなたにピッタリの羽毛布団が見つかることを祈っています。
コメント