冬の暖か肌掛け布団おすすめ15選!基本知識から選び方まで徹底解説

「肌掛け布団って冬でも使える?快適に睡眠できるものがあると良いんだけど……」

「冬は暖かく寝たい!今の布団にプラスして肌掛け布団を使えるのかな?」

寒くなってきた冬も、肌触りがいい肌掛け布団で気持ちよく快適な睡眠を実現したいですよね。

しかし肌掛け布団は、薄くて軽い布団なので夏に使うイメージを持たれる方も多いです。冬用に関してあまり情報がなく困っている方も多いのではないでしょうか。

結論からいうと、冬場に肌掛け布団1枚だけだと寒いです。肌掛け布団の上にお手持ちの掛け布団や羽毛布団にプラスして使うことで、冬でも暖かく快適に眠ることができます。

まずは、冬に使える肌掛け布団について具体的にイメージするために、冬の肌掛け布団についての基礎知識について解説します。

 

冬の肌掛け布団の基礎知識

冬と夏の肌掛け布団の違い

基本的にどの肌掛け布団も1年中使える!違いは表面の生地

【冬の肌掛け布団】

・側生地は綿やポリエステルなどを使用

【夏の肌掛け布団】

・冷たく感じるツルツルとした触感

冬に肌掛け布団を使う

メリット

【メリット①温度調節しやすい】

・細かな温度調節ができる

・ちょっとだけ肌寒い、ちょっとだけ熱いと感じることを解決できる

・収納スペースを圧迫しない

【メリット②寝返りがしやすい】

・布団や毛布の重みで感じる寝苦しさを解決できる

肌掛け布団を買った後に「思っていたのと違うな……」と後悔しないためにも必ず確認しておきましょう。

この記事では、冬の肌掛け布団についての知識と冬におすすめの肌掛け布団をケース別にご紹介します。

本記事の内容

・冬の肌掛け布団についての基本知識

・ケース別に分かる!冬におすすめの肌掛け布団

・肌掛け布団を失敗せずに選ぶポイント

・肌掛け布団を長く快適に使うポイント

記事の最後には、肌掛け布団を長く使うコツも解説します。この記事を読むことで、あなたにぴったりの冬に使える肌掛け布団が見つかり、長く快適に使えるようになります。

冬も暖かく熟睡するためにも、最後までじっくりと読んでみてくださいね。

早く冬におすすめの肌掛け布団について知りたい方は、こちらのリンクからご覧ください。

【ケース別】冬におすすめの肌掛け布団15選

1. 冬の肌掛け布団とは?プラスすると寒い冬でも快適

冒頭でも述べた通り、冬場に肌掛け布団を使うときは、肌掛け布団の上に、お手持ちの布団や毛布などにプラスして使うことで、冬でも快適な睡眠を取ることができます。

なんとなく「これ良さそう!」と感覚的に肌掛け布団を選ぶと、自分の体質や住んでいる環境に合わないものを使い続けることになります。

肌掛け布団を買ったときに「寝心地が良くない、思っていた寝心地と違うな……」と後悔しないために、冬の肌掛け布団についての基本的な知識を知っておきましょう。

1-1. 肌掛け布団は基本的に1年中使える!冬と夏の肌掛け布団の違いは「表面の生地」

肌掛け布団は、基本的に夏・冬に限らず、1年中使える布団です。厳密に「これは夏だけしか使えない」、「冬用はこの肌掛け布団じゃなきゃだめ」と決まっているわけではありません。

しかし、冬も含めて1年中使える肌掛け布団と夏用と明記された肌掛け布団は、側生地(表面の生地)が「接触冷感素材」かどうかに大きな違いがあります。

【冬(1年中使える)と夏の肌掛け布団の違い】

冬の肌掛け布団

(一年中使える肌掛け布団)

夏の肌掛け布団

イメージ

中綿の重さ

0.2㎏~0.4㎏

0.2㎏~0.4㎏

中綿の素材

・羽毛

・綿

・ポリエステル

・羽毛

・綿

・ポリエステル

側生地

(表面の生地)

・綿

・ポリエステル   など

【接触冷感素材】

(ツルツルとした触感)

・ナイロン

・ポリエステル  など

夏用の肌掛け布団は、側生地に「接触冷感素材」が施されています。「接触冷感素材」とは、身体が触れた部分がひんやりと感じる生地のことです。

夏用と明記されている肌掛け布団では、ツルツルとした触感が味わえる、ナイロンやポリエステルなどの生地が使われていることが多いです。

一方、冬用や1年中使える肌掛け布団は、綿やポリエステルなどの生地を使っています。

特に綿は、吸湿性に優れており、蒸れにくく保温性も高いため、冬だけでなく1年中快適な寝心地を得られるでしょう。洗濯が少し難しい特徴もありますが、寝心地を重視する方に向いています。

ポリエステルは、綿と比較すると、吸湿性が劣りますが、丈夫で洗濯しやすいのが魅力です。

まとめると、下記の冬と夏の肌掛け布団の違いは下記の通りです。

冬と夏の肌掛け布団の違い

【冬の肌掛け布団】

・1年中使えるタイプの肌掛け布団

・側生地は綿やポリエステルなどを使用

【夏の肌掛け布団】

・接触冷感素材を使用

・冷たく感じるツルツルとした触感

1-2. 冬に肌掛け布団を使うメリット

冬に肌掛け布団を使うメリットは、以下の通りです。

冬に肌掛け布団を使うメリット

温度調節しやすい

【解決できる悩み】

・細かな温度調節ができる

・ちょっとだけ肌寒い、ちょっとだけ熱いと感じることを解決できる

・収納スペースを圧迫しない

寝返りがしやすい

【解決できる悩み】

・布団や毛布の重みで感じる寝苦しさを解決できる

メリットが分かると、冬に使用する肌掛け布団は、どんなお悩みを解決することができるのか見えてきます。自分に合っているかどうか確認するためにも、順番に見ていきましょう。

1-2-1. 温度調節しやすい

冬に肌掛け布団を使うメリットは、温度調節しやすい点にあります。

なぜなら、他の掛け布団と比べて軽くて、過剰に保湿しすぎることがないからです。

そもそも掛け布団は、以下の3種類があります。

掛け布団の中綿の重さ・保温性比較

肌掛け布団

薄手(春~冬1年中使用可能)

0.3㎏~0.4㎏

保温性:低い

合掛け布団

中厚(春・冬※地域によっては冬)

0.6㎏~1.0㎏

保温性:中間

本掛け布団

厚手(冬)

1.0㎏~1.5㎏

保温性:高い

上記のように、肌掛け布団は他の掛け布団に比べて、保温性が低い薄手の布団だということが分かります。

一見、肌掛け布団は保温性が低いため冬に使うのは、デメリットのように感じると思います。

体質や住んでいる地域、室内の環境によって異なりますが「昨日は、本掛け布団1枚で寝られたけど、今日はなんだか肌寒くて寝付けない」と感じた経験をした方はいませんか?

反対に「温度調節に毛布や他の合掛け布団を掛けると熱い」と感じた場合もあるでしょう。

過剰に暖め過ぎないので、肌掛け布団を1枚重ねるだけで、細かな温度調節が可能です。

さらに、軽くてコンパクトに作られているので、収納も圧迫しません。簡単に出し入れできるので、「ちょっと寒いな」と感じるときにすぐにタンスから出せて簡単に寒さ対策ができる点も魅力です。

実際に冬に肌掛け布団を使った声を、SNSの口コミから確認してみましょう。

【SNSの声】

冬でも薄掛け布団(肌掛け布団)を愛用している声です。

このように、通常の布団や暖かい靴下などを使いながら、寒さを感じるときに肌掛け布団を1枚重ねるだけで、細かい温度調節ができるようです。

メリットやSNSの声から見てみると、冬に肌掛け布団を使うことで以下の悩みが解決できます。

冬に肌掛け布団を使うことで解決できる悩み

・細かな温度調節をしたい

・ちょっとだけ肌寒い、ちょっとだけ熱いと感じることを解決したい

・収納スペースを節約したい

1-2-2. 寝返りがしやすい

2つめの肌掛け布団のメリットは、寝返りがしやすいメリットがあります。

なぜなら肌掛け布団は、厚みが薄く軽く作られているからです。

寒さ対策に、毛布を掛けて寝ることがありますよね。ここでは肌掛け布団と毛布の重さを比較してみましょう。

布団の重さ比較

肌掛け布団

0.3㎏~0.4㎏(総重量0.7㎏~1.6㎏)

毛布

3.0㎏以上

上記で分かるように、肌掛け布団に比べて、毛布は1㎏以上の差があります。そのため、寝返りの邪魔になりにくいといえます。

重たい毛布を直接掛けて寝返りを打つと、毛布が体の下にはまり込んでしまい、どんどん体に巻きつくような形になって寝苦しくなった経験をした方も多いのではないでしょうか?

しかし、肌掛け布団は軽くサラッと掛けて寝られるので、スムーズに身体の向きを変えることができます。

思うように寝返りができないと、徐々に布団の中の温度や湿度が上がり、寝苦しさを感じやすくなります。寝苦しさを感じる環境では、起きたときに疲労感が残ってしまうでしょう。

肌掛け布団は、寝返りを打つときに邪魔になりにくく、睡眠に最適な温度や湿度を保つことが可能です。

実際に冬に肌掛け布団を使った声を、SNSの口コミから確認してみましょう。

【SNSの声】

こちらは、通常の合掛け布団の上に羽毛の肌掛け布団を掛けて寝ています。軽くて暖かい羽毛の肌掛け布団なので、暖かいのはもちろん、寝返りもしやすいです。

寝苦しさを感じずに、熟睡できることが分かります。

メリットやSNSの声から見てみると、冬に肌掛け布団を使うことで以下の悩みが解決できます。

冬に肌掛け布団を使うことで解決できる悩み

・布団や毛布の重みで感じる寝苦しさを解決したい

2. 【ケース別】冬におすすめの肌掛け布団15選

ここでは、冬におすすめの肌掛け布団を15つご紹介します。

よくある冬の睡眠時のお悩みや価格などケース別に厳選しました。

冬でも暖かさをしっかり感じたい人におすすめの肌掛け布団5選

西川 羽毛肌掛け布団 ダウンケット

中綿

ハンガリー産シルバーグースダウン:90%

フェザー:10%

側生地

綿:100%

洗濯
可否

価格

税込19,999円

日本寝具通信販売 洗える羽毛肌布団
イチオシ!防臭・防ダニ加工付き

中綿

ポーランドホワイトマザーグースダウン:95%

スモールフェザー:5%

側生地

ポリエステル:85%

綿:15%

洗濯

可否

価格

税込16,800円

サンモト プレミアム 羽毛肌掛け布団
ふるさと納税を使えばお得!
最高級布団が実質2,000円で買える!

中綿

ポーランドホワイトマザーグースダウン:95%

側生地

綿:100%

洗濯

可否

記載なし

価格

寄付額102,000円

ブレインスリープ
コンフォーター オールシーズンズ

中綿

レーヨン:50%

ポリエステル:50%

側生地

片面ポリエステル:100%

片面ナイロン:100%

洗濯

可否

価格

税込19,800円

西川 秋冬用 合繊肌掛け布団

中綿

ポリエステル:100%

側生地

表ポリエステル:100%

裏ポリエステル:100%(フランネル)

洗濯

可否

価格

税込6,600円

軽さや肌触りが魅力!寝苦しくない冬の肌掛け布団おすすめ5選

無印良品 防ダニ 羽毛薄掛ふとん
イチオシ!口コミで寝心地が良いと話題

中綿

グレーダック:80%

フェザー:20%

側生地

ポリエステル:100%

洗濯

可否

価格

税込9,990円

サンモト ホワイトダウン85%
羽毛肌掛けふとん
ふるさと納税を使えばお得!
良質な布団が実質2,000円で買える!

中綿

ホワイトダウン:85%

側生地

ポリエステル:85%

綿:15%

洗濯

可否

価格

税込30,000円

羽毛肌掛け布団 アレルガード

中綿

ユーラシアホワイトダウン:90%

側生地

ポリエステル:80%

綿:20%

洗濯

可否

価格

税込6,980円

03BASIC 洗える薄掛ふとん

中綿

綿:100%

側生地

綿:100%(和ざらし二重ガーゼ)

洗濯

可否

価格

税込13,200円

プレミアム とろ~りケット

中綿

ポリエステル:100%

(ハイグレードマイクロわた)

側生地

【上層】

レーヨン:100%

【下層】

ポリエステル:97%

ポリウレタン:3%

(シルクプロテイン加工・パイピング仕上げ)

洗濯

可否

価格

税込8,990円

5,000円以下!お手頃価格な冬の肌掛け布団おすすめ5選

ウォッシャブルダウンケット
イチオシ!暖かい羽毛布団が安く買える

中綿

ダウン:50%

側生地

ポリエステル:100%

洗濯

可否

価格

税込3,850円

洗える肌掛け布団 ふわり

中綿

ポリエステル:100%

※東レft綿50%使用

側生地

綿:100%

洗濯

可否

価格

税込4,299円

羽毛工房 肌掛け布団

中綿

中空ポリエステル綿:100%

側生地

ポリエステル:100%

洗濯

可否

価格

税込2,550円

ニトリ 薄掛け布団

中綿

ポリエステル:100%

側生地

ポリエステル:100%

洗濯

可否

価格

税込2,290円

ニッセン とろけるニットの年中使える肌掛け布団

中綿

ポリエステル:100%

(マイクロファイバーわた)

側生地

レーヨン:65%

ポリエステル:33%

ポリウレタン:2%

洗濯

可否

価格

税込2,290円

※こちらは全て2023年8月現在に調べた情報です

気になる項目や商品が見つかった方は、上記のリンクから読み進めてみてください。

じっくりと見て選びたい方は、順番に読み進めてみてくださいね。

2-1. 冬でも暖かさをしっかり感じたい人におすすめの肌掛け布団5選

冬にしっかり熟睡するためには寒さ対策が欠かせませんよね。

ここでは、1枚持っておくだけで、冬でも暖かさをしっかりと感じられる、おすすめの肌掛け布団を5つご紹介します。

2-1-1. 西川 羽毛肌掛け布団 ダウンケット

出典:楽天市場

羽毛肌掛け布団 ダウンケット

サイズ

シングル 150×210㎝

重さ(総重量)

約1.4㎏

中綿

【羽毛】0.3㎏

ハンガリー産シルバーグースダウン:90%

フェザー:10%

側生地

綿:100%

洗濯可否

備考

バイオアップ加工で羽毛の臭いが少ない

価格

税込19,999円

出典:楽天市場

こちらは、布団メーカーで有名な西川の冬にもおすすめの羽毛肌掛け布団です。

西川で作られている羽毛は、厳しい洗浄度検査をクリアして製品化されています。良質な羽毛を使用するのはもちろんのこと、0.3㎏たっぷりと詰められているので、ふんわり感と保温性が高いです。

冬の本掛け布団や合掛け布団と一緒に使ってあげられることで、より暖かく、ぐっすりと熟睡できますよ。

また、バイオアップ加工が施されているため、羽毛独特の臭いが少なく、ホコリも出にくいです。

暖かさと共に、ホコリによるアレルギー症状が気になる方にもおすすめします。

こちらの商品の詳細が気になる方は楽天市場をご覧ください。

2-1-2. 日本寝具通信販売 ポーランド産ホワイトマザーグースダウン95% 洗える羽毛肌布団

出典:楽天市場

ポーランド産ホワイトマザーグースダウン95% 洗える羽毛肌布団

サイズ

シングル 150×210㎝

重さ(総重量)

約1.1㎏

中綿

【羽毛】0.3㎏

ポーランドホワイトマザーグースダウングース:95%

スモールフェザー:5%

側生地

ポリエステル:85%

綿:15%

洗濯可否

備考

抗菌・防臭加工

防ダニ加工

価格

税込16,800円

こちらは、日本寝具通信販売の羽毛の肌掛け布団です。

羽毛の保温性や弾力性を示すダウンパワー440以上なので、しっかりと多くの空気を含み保湿性に優れています。

冬の寒さが気になる時でも、お手持ちの布団や合掛け布団を合わせてあげることで、しっかりと身体を温めてくれるので、快適に熟睡できるでしょう。

抗菌・防臭加工、防ダニ加工も施されており、丸洗いできるので、衛星的な面も魅力です。

寒い冬場でもしっかりと保温し、いつでも衛生的に使いたい方におすすめします。

こちらの商品の詳細が気になる方は楽天市場をご覧ください。

2-1-3. サンモト プレミアム羽毛肌掛け布団

出典:楽天市場

サンモト プレミアム 羽毛肌掛け布団

サイズ

シングル 150×210㎝

重さ(総重量)

記載なし

中綿

【羽毛】0.4㎏

ポーランド産ホワイトマザーグースダウン:95%

側生地

綿:100%

洗濯可否

記載なし

備考

ダウンパワー440以上とかなり暖かい

価格

税込102,000円

ポーランド産の最高級マザーグースダウンを95%使用した、羽毛肌掛け布団。

羽毛の保湿性、弾力性を数値化で表したダウンパワーは、最高峰の440以上です。0.4㎏とたっぷり入っているため、かなり保温性が高く暖かく過ごせます。

かけ心地が決まる、側生地は綿100%です。熟練の職人がひとつずつ丁寧に作り上げているため、肌触りもよく快適に熟睡できます。

冬の寒い日にも、ワンランク上の極上の睡眠を楽しみたい方におすすめです。

ふるさと納税を活用すれば実質「2,000円」でお得に買える!

「暖かそうだし、よさそうだけど値段が高いな……」

このように感じた方は多いはずです。

最高級の羽毛を使った布団は、種類を問わず値段が高いですよね。

こちらの商品は、ふるさと納税の返礼品です。

条件にもよりますが、ふるさと納税を活用すれば、高級な羽毛肌掛け布団を実質2,000円で手に入れることができます。

寒くてなかなか熟睡できなくてお困りの方は、お得に購入できるふるさと納税を検討してみてくださいね。

詳しくは「4. 肌掛け布団の冬用を買うのなら「ふるさと納税」と活用する方法もおすすめ」をご覧ください。

こちらの商品の詳細が気になる方は楽天市場をご覧ください。

2-1-4. ブレインスリープ コンフォーター オールシーズンズ

出典:楽天市場

ブレインスリープ コンフォーターオールシーズンズ

サイズ

シングル 150×210㎝

重さ(総重量)

1.26㎏

中綿

レーヨン:50%

ポリエステル:50%

側生地

片面ポリエステル:100%

片面ナイロン:100%

洗濯可否

備考

宇宙技術使用。365日快適な睡眠温度になる

価格

税込19,800円

こちらの肌掛け布団は、宇宙服のために開発された技術を用いています。

どこが優れているのかというと、快適温度に導く温度調節の機能です。

冬の寒いときは、布団に施されたマイクロカプセルが熱を放出し保温。そして夏の暑い日は、余分な熱を吸収し、理想の温度へと導いてくれます。

側生地は、季節に合わせて使い分けできます。冬は起毛で暖かく、夏は接触冷感で涼しく寝られます。

カバーをかけずに使用しますが、洗濯機で丸洗いできるので清潔さも保たれるでしょう。

暖かさは譲れないが、1年中使える便利な肌掛け布団をお探しの方におすすめです。

こちらの商品の詳細が気になる方は楽天市場をご覧ください。

2-1-5. 西川 秋冬用 合繊肌掛け布団

出典:楽天市場

西川 秋冬用 合繊肌掛け布団

サイズ

シングル 140×190㎝

重さ(総重量)

約1.6㎏

中綿

ポリエステル:100%

側生地

表ポリエステル:100%

裏ポリエステル:100%(フランネル)

洗濯可否

備考

フランネル素材で柔らかくて暖かな肌触り

価格

税込6,600円

こちらは、西川の秋冬用の合繊肌掛け布団です。

合繊繊維ですが、肌に当たる裏側の側生地は、フランネル生地になっています。フランネルとは、柔らかく軽い毛織物のことで、柔らかく肌触りが良く、保温性に優れています。

まるで毛布のような使用感が魅力です。少し寒くなってきた秋は1枚で使用し、冬には掛け布団を掛けてあげることで、温かく快適に過ごせますよ。

秋冬専用の暖かい肌掛け布団をお探しの方におすすめです。

こちらの商品の詳細が気になる方は楽天市場をご覧ください。

2-2. 軽さや肌触りが魅力!寝苦しくない冬の肌掛け布団おすすめ5選

冬の温度調節に毛布や厚い掛け布団を被ると、どうしても寝苦しく感じることがありますよね。

ここでは、軽さや肌触りにこだわった、寝苦しさを感じさせない冬の肌掛け布団を5つ厳選しました。ご覧ください。

2-2-1. 無印良品 防ダニ 羽毛薄掛ふとん

出典:無印良品

無印良品 防ダニ 羽毛薄掛ふとん

サイズ

シングル 150×210㎝

重さ(総重量)

約0.72㎏

中綿

【羽毛】0.2㎏

グレーダック:80%

フェザー:20%

側生地

ポリエステル:100%

洗濯可否

備考

防ダニ加工

価格

税込9,990円

無印良品の肌掛け布団は、総重量1㎏以下の0.72㎏で非常に軽いです。サラサラとしたかけ心地なので、寝返りしやすく、寝苦しさを感じさせずに過ごすことができるでしょう。

無印良品の商品レビューでは、5つ星中、4.3と非常に高く、軽くて自然な温かさが感じられると寝心地の良さが評判です。(※2023年8月現在)

中綿は、0.2㎏と量が少ないですが、羽毛を使用しているため、適度に保温性があります。冬場や寒いときは、この薄掛けふとんの上に、布団を掛けてあげると一年中使えると好評です。

防ダニ加工も付いているので、アレルギーや喘息がある方にもおすすめします。

こちらの商品の詳細が気になる方は無印良品のホームページをご覧ください。

2-2-2. サンモト ホワイトダウン85% 羽毛肌掛けふとん

出典:楽天市場

サンモト ホワイトダウン85% 羽毛肌掛けふとん

サイズ

シングル 150×210㎝

重さ(総重量)

記載なし

中綿

【羽毛】0.4㎏

ホワイトダウン:85%

側生地

ポリエステル:85%

綿:15%

洗濯可否

記載なし

備考

抗ウイルス・抗菌加工

価格

税込30,000円

こちらのサンモトの肌掛け布団は、ホワイトダウン85%使用しています。

2-1-3. サンモト プレミアム羽毛肌掛け布団」でご紹介した肌掛け布団よりも、羽毛の質や割合が劣りますが、こちらも羽毛のかさが0.4㎏とたっぷり詰められ、耐久性の高い良質なものを使用しています。

こちらの肌掛け布団は、抗ウイルス・抗菌加工が施されています。繊維上についたウイルスや細菌を除去してくれるので、健康的に快眠を取りたい方におすすめです。

ふるさと納税だと実質「2,000円」で買える

こちらのサンモトの肌掛け布団もふるさと納税の返礼品です。

ふるさと納税を活用すれば、実質「2,000円」で手に入れられます。

限度額は、家族構成や年収によって異なりますが、限度額が「30,000円」以上だと、自己負担額の2,000円で購入可能です。

詳しくは「4. 肌掛け布団の冬用を買うのなら「ふるさと納税」と活用する方法もおすすめ」をご覧ください。

こちらの商品の詳細が気になる方は楽天市場をご覧ください。

2-2-3. 羽毛肌掛け布団 アレルガード

出典:楽天市場

羽毛肌掛け布団 アレルガード

サイズ

シングル 150×210㎝

重さ(総重量)

記載なし

中綿

【羽毛】0.3㎏

ユーラシアホワイトダウン:90%

側生地

ポリエステル:80%

綿:20%

洗濯可否

備考

防ダニ加工

価格

税込6,980円

こちらの肌掛け布団は、防ダニ加工を施した製品です。

超極細繊維を高密度に織り上げることで、ハウスダストやダニ、ホコリなど通さない生地に仕上げています。アレルギー体質の方でも快適に就寝できるでしょう。

薬剤を使うことなく、防ダニ効果を発揮してくれるので、お肌が弱い方やアレルギーでお困りの方、お子様におすすめです。

口コミでは、カサカサと擦れる音もなく、生地の肌触りもよく快適に眠れると高評価を得ています。

こちらの商品の詳細が気になる方は楽天市場をご覧ください。

2-2-4. 03BASIC 洗える薄掛ふとん

出典:楽天市場

03BASIC 洗える薄掛ふとん

サイズ

シングル 150×210㎝

重さ(詰物重量)

約0.6㎏

中綿

綿:100%

側生地

綿:100%(和ざらし二重ガーゼ)

洗濯可否

備考

二重ガーゼで吸水性と肌触りがいい

価格

税込13,200円

綿100%で作られた、肌掛け布団。高品質なメキシカリ綿を使用しているため、身体に柔らかくフィットするドレーブ性が高く、心地よく寝られます。

春夏におすすめとありますが、人工的な薬剤を極力使っていない高品質なコットンが空気を含み、冬でも毛布のようにふっくらと暖かさを保ってくれます。

表面の生地は、二重ガーゼになっているのが特徴です。まるで赤ちゃんの肌着のようにふんわりと包んでくれるので、蒸れや不快感を逃し、暖かな空気をたっぷりと包んでくれます。

吸水性にも優れているので、冬場でも汗をかきやすいお子様にもおすすめします。

通常、綿布団の場合洗濯できないケースが多いのですが、こちらは、抗洗濯加工を施しているため、ご自宅の洗濯機で洗えて衛生的な所も魅力の1つです。

こちらの商品の詳細が気になる方は楽天市場をご覧ください。

2-2-5. プレミアム とろ~りケット

 

出典:楽天市場

プレミアム とろ~りケット

サイズ

シングル 140×190㎝

重さ(総重量)

約1.6㎏

中綿

ポリエステル:100%(ハイグレードマイクロわた)

側生地

【上層】

レーヨン:100%

【下層】

ポリエステル:97%

ポリウレタン:3%(シルクプロテイン加工・パイピング仕上げ)

洗濯可否

備考

保湿加工&パイピング縫製

価格

税込8,999円

こちらはその名の通り、ふわふわでとろとろの柔らかさと肌触りが魅力の肌掛け布団です。

身体にフィットするドレーブ性が非常に高く、ふんわりと包まれて眠ることができるため、寝苦しさを感じずに、熟睡できるでしょう。

春夏秋におすすめとありますが、口コミでは、毛布代わりに使う方も多くいます。気持ちよく寝られると好評です。

こちらは、布団カバーを使わずに使用する製品。耐久性が高く、丸ごと洗えるので清潔さを保ちながら使えますよ。

こちらの商品の詳細が気になる方は楽天市場をご覧ください。

2-3. 5,000円以下!お手頃価格な冬の肌掛け布団おすすめ5選

ちょっと寒いときに使いたいなど、手軽に温度調節ができる冬の肌掛け布団をお探しの方も多いでしょう。

ここでは、5,000円以下で購入できる、お手頃な冬の肌掛け布団のおすすめを5つご紹介します。

※ここで紹介する価格よりも安く(実質2,000円)良質な肌掛け布団を買いたい場合は、ふるさと納税を利用する方法もあります。

詳しく知りたい場合は「4. 肌掛け布団の冬用をお得に買うのなら「ふるさと納税」と活用する方法もおすすめ」をご覧ください。

2-3-1. ウォッシャブルダウンケット

出典:楽天市場

ウォッシャブルダウンケット

サイズ

シングル 150×210㎝

重さ(総重量)

記載なし

中綿

【羽毛】約0.25㎏

ダウン:50%

側生地

ポリエステル:100%

洗濯可否

備考

速乾生地

価格

税込3,850円

羽毛素材の肌掛け布団は、価格が高い物も多いですが、こちらの肌掛け布団は税込3,850円とお手頃に購入できます。

夏場は、この布団1枚で使用し、冬場は毛布代わりに使用される方が多く、1年中通して活躍します。羽毛特融の軽さと暖かさを感じることができ、冷えることなく熟睡できるでしょう。

洗濯機で丸洗いできるほか、速乾生地なのですぐに乾燥することができ、お手入れも簡単です。

安くて暖かい羽毛の肌掛け布団をお探しの方におすすめします。

こちらの商品の詳細が気になる方は楽天市場をご覧ください。

2-3-2. 洗える肌掛け布団 ふわり

出典:楽天市場

洗える肌掛け布団 ふわり

サイズ

シングル 140×190㎝

重さ(総重量)

約1.1㎏

中綿

ポリエステル:100%

※東レft綿50%使用

側生地

綿:100%

洗濯可否

備考

防ダニ・抗菌防臭加工

価格

税込4,299円

こちらは、まるで羽毛のような肌触りを実現した肌掛け布団です。

中綿には、日本の有名な繊維メーカー東レが開発したft綿を採用しています。少量でもかさが多く、保温力に優れています。冬場に1枚プラスしてあげることで、温かく就寝できますよ。

また、防ダニ・抗菌防臭加工を施し、皮膚刺激性などの試験を行っており、安全に使うことが可能です。

肌がデリケートな方にもおすすめします。

こちらの商品の詳細が気になる方は楽天市場をご覧ください。

2-3-3. 羽毛工房 肌掛け布団

出典:楽天市場

羽毛工房 肌掛け布団

サイズ

シングル 150×210㎝

重さ(総重量)

記載なし

中綿

中空ポリエステル綿:100%

側生地

ポリエステル:100%

洗濯可否

備考

ピーチスキン加工

価格

税込2,550円

こちらの肌掛け布団は、ピーチスキン加工を施しており、やわらかくなめらかな寝心地を実現します。

ピーチスキン加工とは、きわめて薄い起毛加工を施したものです。寝返り時にカサカサという音が少なく、寝苦しさを感じさせません。

中綿には、中空ポリエステル綿を使用しているので、空気をたくさん含み保温力も高いです。毛布代わりに使用することで、冬も暖かく眠れます。

ホコリが出にくい作りになっていますので、アレルギーのある方にもおすすめです。

こちらの商品の詳細が気になる方は楽天市場をご覧ください。

2-3-4. ニトリ 薄掛け布団

出典:ニトリ

ニトリ 薄掛け布団

サイズ

シングル 150×210㎝

重さ(総重量)

約1.3㎏

中綿

ポリエステル:100%

側生地

ポリエステル:100%

洗濯可否

備考

ピーチスキン加工

価格

税込2,290円

1年中使える便利なニトリの肌掛け布団です。

夏場は1枚でエアコンの冷え対策に。秋冬は、お手持ちの布団にプラスしてあげることで暖かく熟睡できるでしょう。

うすく起毛加工を施した、ピーチスキン加工なので、肌触りもよく気持ちよく布団の中に入れます。

ご自宅で簡単に洗濯ができるため、冬の寝汗が気になる方や汗が多いお子様にもおすすめです。

こちらの商品の詳細が気になる方はニトリの公式ホームページをご覧ください。

2-3-5. ニッセン とろけるニットの年中使える肌掛け布団

出典:ニッセン

ニッセン とろけるニットの年中使える肌掛け布団

サイズ

シングル 150×210㎝

重さ(総重量)

記載なし

中綿

ポリエステル:100%(マイクロファイバーわた)

側生地

レーヨン:65%

ポリエステル:33%

ポリウレタン:2%

洗濯可否

備考

しわ加工あり

価格

税込2,290円

やわらかなレーヨン混のニット生地と極細のマイクロファイバー中綿でとろけるような肌触りを実現した、ニッセンの肌掛け布団です。

薄く軽い布団ですが、ドレーブ性が高く身体に程よくフィットし心地よく夜の時間を過ごせます。冬場は布団の下に敷くインナーケットとして使うことで、寝苦しさを感じさせずに安眠できるでしょう。

しわ加工がされているので、べたつきにくく暖房を付けたときにかく汗や冬の寝汗が気になる方におすすめです。

こちらの商品の詳細が気になる方はニッセンの公式ホームページをご覧ください。

3. 冬の肌掛け布団を買う際に失敗しない選びのポイント3つ

この章では、冬に使える肌掛け布団を買う際に、失敗しない選び方のポイントについてまとめておきます。

このポイントを確認しておかないと「寝心地の良さを重視して買ったのに、なぜか寝苦しさを感じた」などと失敗してしまう恐れがあるからです。

特に、初めて冬用の肌掛け布団を選ぶ方は、違う肌掛け布団だとしても、同じように感じてしまう方も多いでしょう。

肌掛け布団は、冬もそうですが、1年中使えるものです。新しく購入するのですから、自分にぴったり合うものを失敗せずに選びたいですよね。下記の3つに着目して選んでみましょう。

3-1.ポイント①中綿の素材を確認する

まずは、中綿の素材を確認しましょう。

中綿の種類によって保温力や洗濯の有無などが異なります。目に見えないからといって、あいまいに選ぶと、寝苦しさや寝づらさを感じたり、手入れが大変に感じたりして失敗する恐れがあります。

必ず確認しておきましょう。中綿の種類は主に下記の3つです。

中綿の素材の特徴

羽毛(ダウン)

保湿性:◎

軽さ:◎

吸湿性:〇

放湿性:〇

洗濯の有無:〇

【特におすすめできる人】

とにかく軽くて暖かい肌掛け布団を探している

綿(コットン)

保湿性:◎

軽さ:△

吸湿性:◎

放湿性:△

洗濯の有無:△

【特におすすめできる人】

暖かくて重みが感じられる布団がいい

冬でも寝汗で寝苦しさを感じる

合繊(ポリエステル)

保湿性:〇

軽さ:〇

吸湿性:△

放湿性:〇

洗濯の有無:◎

【特におすすめできる人】

アレルギー体質や喘息が出る

頻繁に洗濯して清潔に保ちたい

3-1-1. 羽毛(ダウン)|軽くて保湿性抜群!冬の寒さにぴったり

【羽毛の特徴】

羽毛(ダウン)

保湿性:◎

軽さ:◎

吸湿性:〇

放湿性:〇

洗濯の有無:〇

羽毛は、水鳥の羽毛を中綿に使用した布団です。

羽毛の肌掛け布団は、保温性に優れています。羽毛の中に空気層を作り、そこに熱が蓄えられるからです。

また、羽毛は軽く身体にフィットし、身体と布団のすき間ができにくくなります。身体の上に羽毛の肌掛け布団を掛け、その上に本掛け布団や合掛け布団を掛けてあげると、冬場でも暖かさを感じられます。

吸湿性や通気性にも優れているため、蒸れにくいのも特徴です。冬だけでなく、冷房が効いた夏にも活躍してくれるでしょう。

ただし、動物性の羽を使用しているため、品質によって臭いが気になり「快適に就寝できない」と失敗してしまうこともあります。天日干しや日干しを行うことで臭いは軽減できますが、完全に消せるというわけではないことを覚えておきましょう。

※購入前に、羽毛布団の臭いについて気になる方は「羽毛布団の匂いをすぐに取る方法4選!原因とシーズン別の対策も解説」の記事をご覧ください。

特におすすめできる人

とにかく軽くて暖かい肌掛け布団を探している

注意点

羽の臭いが気になる場合がある

3-1-2. 綿(コットン)|適度な重さがあり保温性と吸湿性に優れている

【綿の特徴】

綿(コットン)

保湿性:◎

軽さ:△

吸湿性:◎

放湿性:△

洗濯の有無:△

綿素材を使った布団も、保湿性に優れています。

綿の繊維と繊維が何層にも重なって、空気を含み保温してくれるからです。ふんわりと暖かさを感じられるでしょう。

また、吸湿性にも優れており、冬でも寝汗が気になる方に向いています。表面がべたつかずに寝苦しさを軽減してくれるでしょう。

羽毛素材と異なり、綿の布団は適度な重さがあります。軽い布団よりも重みがある方が寝やすいという方におすすめです。

ただし、放湿性に欠けるため、布団内に湿気がこもりやすい性質があります。湿気を溜めたままにしておくと、カビ発生の原因になってしまいます。

カビ発生の失敗しないためにも、快適に長く使うために、週に1回程度の天日干しが必要です。

さらに、綿は洗濯をすると綿の量が減り、固くなってしまうことから、丸洗いできません。綿の肌掛け布団を選ぶ場合は、布団カバーをかけて、カバーをこまめに取り替える必など工夫をしましょう。

特におすすめできる人

暖かくて重みが感じられる布団がいい

冬でも寝汗で寝苦しさを感じる

注意点

週1回程度、天日干し等をしてお手入れしなければならない

3-1-3. 合繊(ポリエステル)|丈夫で温かい!頻繁に丸洗いしやすい

【合繊の特徴】

合繊(ポリエステル)

保湿性:〇

軽さ:〇

吸湿性:△

放湿性:〇

洗濯の有無:◎

合繊の肌掛け布団は、羽毛には劣りますが、軽くて取り扱いやすく、保湿性もあります。

その名の通り、合成繊維でできているため、ホコリがでにくく繊維が切れにくいので丈夫です。

そのため、丸洗いしやすく、頻繁に洗濯できます。清潔に保ちたい方やアレルギー体質や喘息が出る人におすすめです。

ただし合繊繊維は、吸湿性が劣り汗を吸いにくいです。

特に寝汗をかきやすい人は、汗を吸ってくれないことで、寝苦しさを感じる失敗の原因になってしまいます。

もし合繊を選ぶときは、吸湿性に優れた綿やガーゼ生地の布団カバーを使って対策しましょう。

特におすすめできる人

アレルギー体質や喘息が出る

頻繁に洗濯して清潔に保ちたい

注意点

吸湿性が低く体の熱がこもることがある

寝汗をかきやすい人は寝苦しさを感じることがある

3-2. ポイント②洗濯できるかどうか確認する

肌掛け布団を選ぶ際は、洗濯できるかどうか確認しましょう。

汗や皮脂、よだれなどが付着したままだと、雑菌やカビが繁殖してしまう失敗が起こってしまうからです。

冬でも、就寝中はコップ一杯の汗をかくといわれています。

その汗や皮脂、よだれなどを付着したままにすると、雑菌やカビが繁殖。それらが原因で、ダニが繁殖し、ぜんそくやアトピーなどのアレルギー症状を引き起こしやすくなってしまうのです。

ほとんどの肌掛け布団は、ご自宅の洗濯機で丸洗いできますが、綿素材の肌掛け布団は、洗濯できないものも多くあります。

雑菌やカビを繁殖させる失敗を防ぐためにも、必ず製品パッケージの「洗濯機で洗える」などの表示や、布団に付いている洗濯表示を確認しておきましょう。

洗濯表示の見方は、消費者庁の「新しい洗濯表示」で確認できます。下記の画像は、肌掛け布団に書かれている、洗濯可能 or NGの表示例です。

【洗濯表示の例】

参考:消費者庁「新しい洗濯表示」

洗濯の仕方は後ほど、「5-2. 1シーズンに1度洗濯をする」でご紹介します。

3-3. ポイント③抗菌・防ダニ加工があるかどうか確認する

肌掛け布団に抗菌・防ダニ加工があるかどうかも確認しておきましょう。

布団に付着したほこりやダニ、菌が原因で咳やかゆみなどのアレルギー症状が出ると熟睡できないからです。

肌掛け布団は、直接肌に掛ける布団ですよね。抗菌や防ダニ加工が施されていると、より清潔に使うことができ、アレルギー予防になり、そのような症状を起こるリスクを減らせます。

肌掛け布団によく施されている加工の一例をご覧ください。

肌掛け布団に表記されている加工一例

抗菌加工

菌の増殖を抑える

抗菌防臭加工

臭いの元になる菌の増殖を抑える

防ダニ加工

ダニの繁殖を抑える

加工の有無は、商品のパッケージや販売元のホームページ・ECサイト等にて表記されています。特に、肌掛け布団を清潔に保ちたい方や、アレルギー症状がある方は、確認しておきましょう。

4.ふるさと納税なら高品質な冬の肌掛け布団が実質「2,000円」で買える

肌掛け布団の冬用をお得に買うのであれば「ふるさと納税」を活用する方法がおすすめします。

なぜなら、ふるさと納税を上手く使えば実質「2,000円」で肌掛け布団を手に入れることができるからです。

【ふるさと納税とは?】

ふるさと納税とは、自分の故郷や応援したい自治体など好きな自治体を選んで寄付ができる制度のことで、寄付した自治体から「お礼」として返礼品が貰えるという仕組みです。

寄付によって、支払うべき所得税や住民税が控除されるため、安く品物が手に入ります。

控除される金額は、控除金額から自己負担額の2,000円を引いた金額です。

なお、ふるさと納税は、1月1日から12月31日までの1年単位で税金が控除されます。欲しい返礼品があれば、1年間どのタイミングでも、ふるさと納税を行うことができます。

▼控除される金額

寄付金額-自己負担額2,000円=税金の控除額

つまり、私たちは返礼品を2,000円で貰えるということです。

※ふるさと納税について、もっと詳しく知りたい方は「ふるさと納税とは?仕組みや注意点を解説【今年から始めたい方必見】」の記事も合わせてご覧ください。

自治体によって返礼品は異なりますが、中には冬用の肌掛け布団を取り扱っている自治体もあります。

ただし、実質2,000円で手に入るためには、控除金額の上限内で寄付する必要があります。控除金額の上限は、寄付をする本人の年収や家族構成によって異なります。

ここでは、先ほどご紹介した冬の肌掛け布団で、実質「2,000円」で貰える例を挙げてみました。確認してみましょう。

【例①】

最高級の肌掛け布団も実質2,000円で購入可能!

2-1-3. サンモト プレミアム羽毛肌掛け布団」は、とても高品質で評価も高い肌掛け布団ですが「102,000円」とかなり高額です。

【ふるさと納税を行う方の条件】

ふるさと納税を行う本人の年収:675万円

家族構成:夫婦(共働き)+子ども(小学生)1人

控除金額上限:102,000円

【控除される金額】

寄付金額-自己負担額2,000円=税金の控除額

この条件だとすると、102,000円を寄付し、100,000円分が税金控除されるため、実質「2,000円」で高級な羽毛の肌掛け布団が手に入ります。

【例②】

実質2,000円で購入可能!どこよりも安く質の高い布団が買える

2-2-2. サンモト ホワイトダウン85% 羽毛肌掛けふとん」は30,000円の肌掛け布団です。

【ふるさと納税を行う方の条件】

ふるさと納税を行う本人の年収:400万円

家族構成:夫婦(共働き)+子ども(高校生)1人

控除金額上限:33,000円

【控除される金額】

寄付金額-自己負担額2,000円=税金の控除額

この条件だとすると、30,000円を寄付し、28,000円分が税金控除されるため、実質「2,000円」で高品質な肌掛け布団が手に入ります。

ふるさと納税を行う前に、総務省の「ふるさと納税ポータルサイト」にて寄付金控除額の計算シミュレーションを行うことができます。こちらからシミュレーションして控除金額の上限を調べてみましょう。

自治体が用意した肌掛け布団は、地域に根付いた信頼できる寝具メーカーによって独自製造されているものが多いです。ふるさと納税を使えば、百貨店や通販などでは見られない、特別感があり高品質な肌掛け布団をお得にゲットできます。

寒い冬でも暖かく快適に睡眠を取るために、ふるさと納税の活用を検討してみてはいかがでしょうか。

ふるさと納税で貰える布団について他にも調べたい方は「ふるさと納税の羽毛布団おすすめ12選|予算別・種類別に返礼品を選べる」の記事も併せてご覧ください。

5. 肌掛け布団を長く快適に使うコツ3つ

冬の肌掛け布団について解説しました。せっかく肌掛け布団を買うのであれば、できるだけ長く快適に使いたいですよね。

ここでは、肌掛け布団を長く快適に使うコツを3つご紹介します。

大変だなと感じるものもあるかもしれませんが、毎日の睡眠をより心地よいものにするためにも実践してみてくださいね。

5-1. 布団カバーを付ける

布団カバーを付けないタイプ以外の肌掛け布団には、布団カバーを付けるようにしましょう。

布団カバーを付けずに使用していると、摩擦により側生地(表面の生地)が傷みやすくなるからです。

肌に直接触れるため、汚れや摩擦で劣化しやすくなります。摩擦で傷ついた肌掛け布団は、ほつれが出来てしまい、肌触りが悪くなってしまい快適に寝られません。

また、側生地がベッドに引っ掛かりやすくなり、穴が開いてしまう可能性もあるでしょう。

たとえ小さな穴だったとしても、中綿が出てしまうとしてしまうと、肌掛け布団として使えなくなってしまいます。

肌掛け布団を快適に長く使うのであれば、必ず布団カバーをつけましょう。

布団カバーを選ぶポイント

【サイズ】

・肌掛け布団のサイズと同じものを選ぶ

【素材】

・保温性を重視するなら起毛素材を選ぶ

・冬場でも寝汗をかきやすい人は通気性が良いリネンや吸湿性がある綿を選ぶ

・肌のデリケートな方やお子様が使うのならガーゼ生地を選ぶ

・肌ざわりを重視するならシルクを選ぶ

5-2. 1シーズンに1度洗濯をする

肌掛け布団は、1シーズンに1度洗濯をしましょう。

定期的に洗濯をすることで、汗や汚れを落とし、清潔に使うことができます。

綿(コットン)100%の布団は自宅では洗濯できないので、クリーニングに出しますが、羽毛やポリエステルなど丸洗いできる肌掛け布団をご自宅の洗濯機で洗う場合は、下記の順番で洗濯を行いましょう。

自宅で肌掛け布団を洗う手順

①肌掛け布団についている洗濯表示をチェックし自宅で洗えるかどうか確認する

参考:消費者庁「新しい洗濯表示」

②洗濯機の「羽毛コース」または「大物洗いコース」を選ぶ

③おしゃれ着用洗剤を入れて洗濯をする

④通気性の良い室内で水分が残らないよう日陰に干す

参考:一般財団法人「ふとんのお手入れ方法」

ここで注意したいポイントが、水分が残らないようにしっかりと乾かすことです。

水分が残ってしまうと、カビや臭いが発生する原因になってしまいます。可能であれば、水分を残さないように素早く乾かすために、布団乾燥機やサーキュレーター、浴室の衣類乾燥機能などを使用しましょう。

【注意!肌掛け布団を頻繁に洗わない】

汗や臭い、汚れなどが気になる方もいるかと思います。しかし、肌掛け布団を毎週のように頻繁に洗うと中綿を傷めてしまうのでおすすめできません。

汗や臭い、汚れが気になる場合は、布団カバーを洗濯してください。冬場の場合は2週間に1度洗いましょう。臭いや汚れが気になる場合は、夏場と同じ1週間に1回の頻度で洗ってみてくださいね。

5-3. 2週間に1度は天日干しをする

肌掛け布団を長く快適に使うために、冬場でも2週間に1度は天日干しするようにしましょう。冬の寝汗をかく方や綿の肌掛け布団を使用する場合は、週に1~2回を目安に天日干ししてください。

なぜなら、肌掛け布団に湿気がこもると、布団が重くなって寝心地が悪くなるほか、臭いやカビの発生の原因になるからです。

人は寝ている間にコップ1杯程度の汗をかくといわれています。冬場は汗をかかないと思われがちですが、暖房や布団による保温により、知らず知らずのうちに汗をかいています。

肌掛け布団を湿気で傷めないようにするためにも、天日干しを行いましょう。

下記を参考に干してみてください。

肌掛け布団の干し方

【布団干しに適した日】

・天気の良い乾燥した日

※大雨の翌日は晴れていても空気が湿気ているので避ける

【干す頻度】

・週1~2回

【干す時間帯】

・午前10時~午後3時

【干す時間】

・片面1時間~2時間

【干す際のポイント】

・前面に日が当たるように両面を干す

・側生地の傷みを防ぐためにカバーを覆ったまま干す

・布団叩きで強く叩かず、手で軽くはたく程度にホコリを払う

参考:一般財団法人「ふとんのお手入れ方法」

6. まとめ

いかがでしょうか。

あなたにぴったりの冬に使える肌掛け布団が見つかり、買えるようになっているかと思います。

記事の最後に要点についてまとめておきますので、振り返っておきましょう。

冬場に肌掛け布団を使うときは、肌掛け布団の上に、お手持ちの布団や毛布などにプラスして使うことで、冬でも快適な睡眠を取ることができます。

冬の肌掛け布団の基本知識は以下の通りです。

【冬の肌掛け布団の基礎知識】

冬と夏の肌掛け布団の違い

基本的にどの肌掛け布団も1年中使える!違いは表面の生地

【冬の肌掛け布団】

・側生地は綿やポリエステルなどを使用

【夏の肌掛け布団】

・冷たく感じるツルツルとした触感

冬に肌掛け布団を使う
メリット

【メリット①温度調節しやすい】

・細かな温度調節ができる

・ちょっとだけ肌寒い、ちょっとだけ熱いと感じることを解決できる

・収納スペースを圧迫しない

【メリット②寝返りがしやすい】

・布団や毛布の重みで感じる寝苦しさを解決できる

冬におすすめの肌掛け布団は以下の通りです。

冬におすすめの肌掛け布団を、冬の睡眠時によくあるお悩みや価格などケース別でご紹介いたしました。もう一度振り返りたい場合は、下記リンクから振り返って確認してみてください。

冬でも暖かさをしっかり感じたい人におすすめの肌掛け布団5選

軽さや肌触りが魅力!寝苦しくない冬の肌掛け布団おすすめ5選

5,000円以下!お手頃価格な冬の肌掛け布団おすすめ5選

冬の肌掛け布団を買う際に、失敗しない選びのポイントは3つあります。

【冬の肌掛け布団を買う際に失敗しない選びのポイント3つ】

ポイント①中綿の素材を確認する

ポイント②洗濯できるかどうか確認する

ポイント③抗菌・防ダニ加工があるかどうか確認する

こちらを参考に、自分にぴったりのものを選んでみてくださいね。

寒い冬でも最高の睡眠が取れるお手伝いになれば幸いです。

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