
「羽毛掛け布団は夏でも使えるのだろうか?」
「羽毛掛け布団で夏でも使えるのは、どのような商品なのだろうか?」
この記事を読んでいる方は、このような疑問を持っているのではないでしょうか。ふんわりと寝心地の良い羽毛掛け布団を夏にも使えたら嬉しいですよね。
結論からいうと、羽毛掛け布団には夏に適している種類とそうでない種類があります。
夏にふさわしいのは「羽毛肌掛け布団(ダウンケット)」と呼ばれる種類です。
詳しくは後述しますが、以下の特徴を持つ種類を羽毛肌掛け布団といいます。
・厚みが薄く、軽い ・保温性は低い ・丸洗いできる商品が多い |
夏でも快適に眠れるように作られているのが羽毛肌掛け布団ですが、実際に使う商品は何でも良いわけではありません。
同じ羽毛肌掛け布団でも商品によって特徴が異なるため、「何となく良さそう」というあいまいな理由で選んでしまうと、体質や住んでいる環境に合わない商品を使い続けることになります。
そこでこの記事では、以下の内容をまとめて説明していきます。
・夏に使える羽毛掛け布団「羽毛肌掛け布団(ダウンケット)」の特徴3つ ・羽毛肌掛け布団(ダウンケット)が夏に最適な理由5つ ・自分に合う羽毛掛け布団の夏用(羽毛肌掛け布団)の選び方 ・【体質・住んでいる場所別】おすすめ羽毛掛け布団の夏用(羽毛肌掛け布団)の特徴 ・【体質・住んでいる場所別】羽毛掛け布団の夏用(羽毛肌掛け布団)のおすすめ8選 |
読んでいただければ、自分に合う夏向けの羽毛掛け布団を選べるようになります。
これまで使ってきた羽毛掛け布団と同じような心地良い寝心地を感じながら、暑い夏も眠れるようになるでしょう。ぜひ最後までご覧ください。
羽毛掛け布団夏用にはどのような商品があるのか、すぐに見たい方は以下のボタンをクリックしてください。
体質や住んでいる場所別におすすめの商品を厳選してご紹介している章へ飛ぶことができます。
1. 夏に使える羽毛掛け布団は「羽毛肌掛け布団(ダウンケット)」
冒頭でも説明した通り、夏に使えるのは「羽毛肌掛け布団(ダウンケット)」と呼ばれる羽毛掛け布団です。
そもそも羽毛掛け布団には、次の3種類があります。
1. 羽毛肌掛け布団 |
以下は、上記3種類の羽毛掛け布団の特徴を示した表です。
【羽毛掛け布団の種類と特徴】
この章では、上記に記載した、夏に使える「羽毛肌掛け布団」の特徴を説明していきます。
・厚みが薄く、軽い |
1-1. 厚みが薄く、軽い
羽毛肌掛け布団(ダウンケット)の特徴1つ目は、厚みが薄く、軽いことです。
羽毛肌掛け布団は夏向けのため、保温性のある羽毛の量を抑えているからです。下記の表をご覧ください。
【布団ごとに使用されている羽毛の重さの比較】
羽毛肌掛け布団 | 0.3kg~0.4kg |
羽毛合い掛け布団 | 0.6~1.0kg |
羽毛本掛け布団 | 1.0~1.5kg |
羽毛肌掛け布団は、0.3kg~0.4kgと一番羽毛の重さが軽い布団です。
体が蒸し暑くならないようにするために、薄く、軽めに作られています。
1-2. 保温性は低い
羽毛肌掛け布団(ダウンケット)の特徴2つ目は、保温性は低いことです。
前述した通り、羽毛肌掛け布団は夏でも蒸し暑くならないように羽毛量が抑えられているため、その分保温性も低くなります。
商品によって保温性は異なりますが、羽毛掛け布団の中では最も保温性が低いです。
1-3. 丸洗いできる商品が多い
羽毛肌掛け布団(ダウンケット)の特徴3つ目は、丸洗いできる商品が多いことです。
羽毛肌掛け布団が主に使われるのは、汗を多くかきやすい夏です。
汗による臭いやカビを発生させたり、べたつくことによる不快感をなくしたりするために、羽毛肌掛け布団には洗える商品が多いといえます。
側生地(がわきじ:羽毛を直に包んでいる外側の生地)がポリエステル素材であると、洗えることが多いです。
2. 羽毛掛け布団の中で羽毛肌掛け布団(ダウンケット)が夏に最適な理由5つ
羽毛肌掛け布団(ダウンケット)が夏に最適なのは、次の5つの理由があるからです。
1. 暑苦しさを防げる 2. 蒸れにくい 3. 就寝中のクーラー冷えを防げる 4. 気温が微妙な時期でも温度調節できる 5. 寝汗をかいても衛生的に使える |
1つずつ見ていきましょう。
2-1. 暑苦しさを防げる
1つ目の理由は、暑苦しさを防げるためです。
羽毛には、暑いときには縮んで熱を出す性質があります。
羽毛肌掛け布団(ダウンケット)には使われている羽毛の量が少なく、厚さも薄く作られているため、その分布団の中が熱でこもりにくくなります。
熱帯夜でも、快適な体温で眠れる可能性が高いのです。
2-2. 蒸れにくい
2つ目の理由は、蒸れにくいことです。
羽毛には、湿気を吸いこんだり、吸い込んだ水分を出す性質もあります。就寝中にかいた汗の吸収と発散を繰り返すのです。
寝具メーカー・西川が運営する日本睡眠科学研究所が公表している「02 寝室環境・寝床内の研究」によると、快適な寝床内の湿度は「45%~55%」です。
室温26度・湿度50%の環境で羽毛肌掛け布団をかけたところ、快適な寝床内湿度55%には10分ほどで達し、40分後あたりからは45%になり、その湿度を保てるという調査結果もあります(参考:寝具がカギ!?夏の夜を快適に過ごしたいあなたへ贈る【快眠5か条】|西川公式サイト)。
羽毛肌掛け布団(ダウンケット)を使えば、蒸し暑い夜でもじめつくことがないといえるのです。
2-3. 就寝中のクーラー冷えを防げる
3つ目の理由は、就寝中のクーラーの冷えを防げることです。
羽毛には、寒いときには膨らんで熱を溜める性質もあります。クーラーをつけっぱなしにして部屋が涼しくなっても、布団の中は適度に温まるのです。
前述した日本睡眠科学研究所の「02 寝室環境・寝床内の研究」によると、快適な寝床内の温度は「32度~34度」です。
室温26度・湿度50%の環境で羽毛肌掛け布団をかけたところ、快適な寝床内温度32度には20分ほどで達し、45分後あたりからは33度程度になり、その温度を保てるという調査結果もあります(参考:寝具がカギ!?夏の夜を快適に過ごしたいあなたへ贈る【快眠5か条】|西川公式サイト)。
羽毛肌掛け布団(ダウンケット)を使えば、クーラー冷えによる体調不良も減らせるでしょう。
2-4. 気温が微妙な時期でも温度調節できる
4つ目の理由は、気温が微妙な時期でも温度調節できることです。クーラーをつけなくても良いことが多い7月頃や8月下旬~9月上旬が該当します。
前述した通り、羽毛には以下の性質があります。
・寒ければ熱を溜め、暑ければ熱を出す ・湿気を吸い込み、吸い込んだ湿気を出す |
クーラーをつけなくても良い室温でも、特に初夏の夜は掛け布団をかけると暑くなることがあります。
羽毛肌掛け布団(ダウンケット)は暑ければ熱を出し、汗の吸収と発散を繰り返すため、暑さが気になることは少なくなります。
反対に、晩夏の夜は涼しくなりますが、羽毛肌掛け布団は寒ければ熱を溜めるため、布団の中は適度に温まります。
そのときの室温に合わせて布団の環境を快適にしてくれるのが、羽毛肌掛け布団(ダウンケット)なのです。
2-5. 寝汗をかいても衛生的に使える
5つ目の理由は、寝汗をかいても衛生的に使えることです。
他の羽毛掛け布団は洗えないものも多い中、羽毛肌掛け布団(ダウンケット)は丸洗いできる商品が多くあります。
丸洗いできる羽毛肌掛け布団であれば、大量の汗をかいたときのべたつきや臭いの不快感を覚えることは少なくなります。
放っておいた大量の寝汗はカビを発生させ、肌荒れやかゆみなどの不調を引き起こす要因にもなります。
丸洗いできる羽毛肌掛け布団は、清潔を保てる掛け布団なのです。
3. あなたに合う夏用の羽毛肌掛け布団(ダウンケット)の選び方
ここからは、あなたに合う夏用の羽毛肌掛け布団(ダウンケット)の選び方を、次の4つの視点から説明していきます。
1. 羽毛の種類 |
購入前に選び方を知っておけば、商品を失敗なく買うことができます。順番に見ていきましょう。
3-1. 羽毛の種類
羽毛の種類は、保温力で選ぶのがおすすめです。
羽毛は種類によって保温力が異なるため、あいまいな基準で選ぶと人によっては暑すぎたり、反対に寒かったりして失敗する恐れがあります。
羽毛掛け布団の夏用(羽毛肌掛け布団)に使われる羽毛は5種類で、それぞれの保温力は以下の通りです。
【羽毛の種類別保温力】
上記を見てお分かりいただけるように、ダック→マザーダック→グース→マザーグース→アイダーダックの順に保温性が高くなります。
保温力が低くて良いのであればダックやマザーダック、保温力が高い方が良いのであればグースやマザーグースあたりが良いでしょう。
ただ、保温性が高くなる羽毛ほど価格が高くなるという特徴もあるため、予算と相談しながら決めるのがおすすめです。
特にアイダーダックは、保温力は最も高いものの、数百万円するほど非常に高額です。品質に強いこだわりがなければ、手を出せるものではないといえます。
以下に羽毛の種類ごとの価格目安を記載するので、ご参考ください。
【羽毛の種類別価格の目安】
羽毛の種類 | 価格の目安 |
ダック | 10,000円~50,000円 |
マザーダック | 50,000円~100,000円 |
グース | 50,000円~150,000円 |
マザーグース | 60,000円~200,000円 |
アイダーダック | 1,000,000円以上 |
3-2. 羽毛の比率
羽毛の比率に関しては、80%~90%台の範囲で選ぶことをおすすめします。
羽毛掛け布団の夏用(羽毛肌掛け布団)に詰められる羽毛の比率は、50%~90%台です。保温力が低いといえるのは50%~80%、保温力が高いといえるのは90%台になります。
ただし羽毛の比率が80%未満であると、「2. 羽毛肌掛け布団(ダウンケット)が夏に最適な理由5つ」で説明したような羽毛の特徴をあまり感じられないといわれています。
暑すぎることなく適度な保温力でよければ80%台、保温力が高いのが良ければ90%台が良いでしょう。
3-3. ダウンパワー
ダウンパワーは、350dp~390dp程度までの範囲で選ぶことをおすすめします。
ダウンパワーとは、羽毛の膨らむ力を数値化したものです。数値が大きいほど羽毛の膨らむ力が大きく、空気をたくさん含めることができるため、保温性が高くなります。
品質が保たれている羽毛掛け布団のダウンパワーは300dp~440pd以上ですが、羽毛掛け布団の夏用(羽毛肌掛け布団)の場合は300dp~390dp程度です。羽毛肌掛け布団の主な用途は夏のメイン掛け布団であるため、ダウンパワーは抑えられています。
ダウンパワーが300dpに近いほど保温力は低く、390dpに近いほど保温力は高いです。ただし、350dp以上であると良質な羽毛が使われている可能性が高いため、羽毛の特徴をより感じることができるといえます。
暑すぎることなく適度な保温力でよければ350dp程度、保温力が高いのが良ければ390dp程度を選ぶのが良いでしょう。
3-4. 側生地の素材
側生地の素材は、綿もしくはポリエステルがおすすめです。
綿は、蒸れにくい性質があります。汗をかいてもサラッとした肌触りで、快適な寝心地を実現できます。
肌触りの良さをさらに求めるのであれば、繊維の長さが35mm以上の「超長綿(ちょうちょうめん)」と呼ばれる綿も良いです。シルクのような、なめらかな肌触りを持っているため、肌触りの質を求める方にはおすすめできます。
ただし、側生地が綿であると丸洗いできない商品も多いため、衛生面が気になるようであれば洗えることの多いポリエステルを選ぶのも良いでしょう。
4. 体質・地域別!夏用の羽毛肌掛け布団(ダウンケット)の特徴を解説
ここまで自分に合う羽毛掛け布団の夏用(羽毛肌掛け布団)の選び方を説明してきました。
しかし、羽毛掛け布団の夏用は多くの寝具メーカーが製造しており数が非常に多いため、実際に選ぶときはどんな商品を選べば良いのか、迷ってしまうかもしれません。
そこでここでは、以下2つの体質と住んでいる場所別に、おすすめの商品の特徴を説明します。
1. 寒がり/夏でも涼しい場所に住んでいる人 2. 暑がり/地域柄暑い・気密性の高い場所に住んでいる人 |
ご自身が該当する体質や住んでいる場所に合わせて、ご覧になってみてください。
4-1. 寒がり/夏でも涼しい場所に住んでいる人
寒がりであったり、夏でも涼しい場所に住んでいたりする人は、保温性の高い商品を選ぶのがおすすめです。
目安にはなりますが、以下の特徴を持つ羽毛掛け布団の夏用(羽毛肌掛け布団)が保温性の高い商品になります。
【保温性の高い羽毛肌掛け布団の特徴】
羽毛の種類 | グースもしくはマザーグース |
羽毛の比率 | 90%以上 |
ダウンパワー | 390dp以上 |
側生地 | 綿 |
上記の特徴について、順番に見ていきましょう。
4-1-1. 特徴①羽毛の種類は「グース」
羽毛の種類は、保温性の高いグースが良いでしょう。
寒がりでより高い保温性を求めるのであれば、親鳥であるマザーグースがおすすめです。飼育期間が長く羽毛が成熟しているため、グースと比べると温かいといえます。
ただ「3-1. 羽毛の種類」でも説明した通り、マザーグースを使った肌掛け布団はグースの肌掛け布団と比べると高額です。
予算と照らし合わせながら、決めることをおすすめします。
4-1-2. 特徴②羽毛の比率は「90%以上」
羽毛の比率は、90%以上が良いでしょう。
羽毛が多く詰まっているほど保温性が高まるためです。羽毛の種類も保温性があるグースであるため、より高い保温性を期待できます。
4-1-3. 特徴③ダウンパワーは「390dp以上」
ダウンパワーは、羽毛掛け布団の夏用(羽毛肌掛け布団)としては最も大きい390dp以上が良いでしょう。
羽毛の種類も保温性があるグースであるため、より高い保温性を期待できます。
4-1-4. 特徴④側生地は「綿」
側生地は、綿がおすすめです。
綿には湿気を吸う性質があります。保温性の高い羽毛が使われていても、暑さで蒸れにくくなります。
4-2. 暑がり/地域柄暑い・気密性の高い場所に住んでいる人
暑がりであったり、地域柄暑かったり、気密性の高い場所(マンションなど)に住んでいたりする人は、保温性の低い商品がおすすめです。
目安にはなりますが、以下の特徴を持つ羽毛掛け布団の夏用(羽毛肌掛け布団)が保温性の低い商品になります。
【保温性の低い羽毛肌掛け布団の特徴】
羽毛の種類 | ダック |
羽毛の比率 | 80%程度 |
ダウンパワー | 350dp程度 |
側生地 | 綿もしくはポリエステル |
上記の特徴について、順番に見ていきましょう。
4-2-1. 特徴①羽毛の種類は「ダック」
羽毛の種類は、ダックが良いでしょう。
グースと比べると体が小さく、その分羽毛も小さいです。羽毛が小さいほど、保温力は低くなります。
4-2-2. 特徴②羽毛の比率は「80%程度」
羽毛の比率は80%程度が良いでしょう。
80%以下の比率が少ない商品を選ぶと、羽毛の温かさを実感しにくく、クーラー冷えや寒暖差に対応できなくなることがあります。
80%程度の比率であれば、適度な温かさを保てるのでおすすめです。
4-2-3. 特徴③ダウンパワーは「350dp程度」
ダウンパワーは350dp程度が良いでしょう。
保温性が低いのが良いとはいっても、300dp程度であると羽毛の魅力である温かさを実感しにくいからです。
350dp程度であれば、暑がりであったり、暑い場所に住んでいたりする人でも、適度な温かさの中で眠れます。
4-2-4. 特徴④側生地は「綿もしくはポリエステル」
側生地は、蒸れにくい綿がおすすめです。汗をかいても、サラッとした触り心地を実感できるでしょう。
ただ側生地が綿となると、丸洗いできない商品もあります。
衛生面を考えて丸洗いできる商品が良いのであれば、洗えることの多いポリエステルが良いでしょう。
5. 【体質・住んでいる場所別】羽毛掛け布団の夏用(羽毛肌掛け布団)のおすすめ8選
ここでは、体質・住んでいる場所別の羽毛掛け布団の夏用(羽毛肌掛け布団)の特徴を踏まえたおすすめの商品を紹介します。
おすすめの商品は、次の8つです。
【体質・住んでいる場所別おすすめの羽毛掛け布団夏用(羽毛肌掛け布団)】
体質・住んでいる場所 | 商品 | |
寒がり/夏でも涼しい場所に住んでいる | ![]() | |
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暑がり/地域柄暑い・気密性の高い場所に住んでいる | ![]() | |
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上記を見て気になる商品があれば、商品名をクリックして詳細を見てください。
一通り見たい方は、ご自身の体質・住んでいる場所の章へお進みください。
●寒がり・夏でも涼しい地域に住んでいる人 ●暑がり/地域柄暑い・密性の高い場所に住んでいる人 |
5-1. 寒がり・夏でも涼しい地域に住んでいる人向け4選
寒がり・夏でも涼しい地域に住んでいる人におすすめの羽毛掛け布団夏用(羽毛肌掛け布団)は、次の4つです。
5-1-1. 保温力を増加させた洗える夏用羽毛掛け布団
出典:楽天市場
商品名 | 完全ウォッシャブルダウンケット |
サイズ | 150cm×210cm |
羽毛の重さ | 400g |
羽毛の種類 | ホワイトグース |
羽毛の比率 | 90% |
ダウンパワー | 390dp |
側生地 | (表・ウラ)新合繊 ポリエステル30%・綿70% |
丸洗い可否 | ◯ |
カラー | アイボリー |
価格(税込) | 59,000円 |
※上記は2023年4月現在の情報です。
こちらはホワイトグースの羽毛が90%、ダウンパワーが390dpの夏用羽毛掛け布団です。
この商品には、次の2つの特徴があります。
【特徴①羽毛に撥水加工が施されている】
詰め物の羽毛に「エスケア加工」と呼ばれる撥水加工が施されています。 このエスケア加工が施されていると、洗っても羽毛に水がほとんど浸透しません。 一般的な羽毛掛け布団は洗うと完全に乾くまで時間を要しますが、この商品は早く乾きます。早く乾くことですぐに使えるのはもちろん、臭いやカビの発生を防ぐことも可能です。 また、エスケア加工を羽毛に施すと熱喪失率が減るという特徴もあるため、保温力が増します。羽毛が持つ保温力を最大限に活かした商品といえます。 |
【特徴②側生地は吸水・発散性が高く、抗菌防臭加工が施されている】
側生地は、湿気の吸収力と発散力に優れています。 体が寒くても掛け布団とかけると寝汗をかくことがありますが、この商品であれば寝汗をかいても快適な肌触りを実現できます。 抗菌防臭加工も施されているため、寝汗の臭いに悩まされることもないでしょう。 |
暑がりではないため寝汗をかくことは少ないものの、いつでも衛生的に使いたい方におすすめできます。
5-1-2. 高品質のハンガリー産羽毛と超長綿の側生地を使った夏用羽毛掛け布団
出典:楽天市場
商品名 | 眠りのプロショップ Sawada製 羽毛布団 肌掛け |
サイズ | 150cm×210cm |
羽毛の重さ | 300g |
羽毛の種類 | ホワイトグース |
羽毛の比率 | 95% |
ダウンパワー | 440dp |
側生地 | 綿100% |
丸洗い可否 | ◯ |
カラー | ホワイト |
価格(税込) | 74,000円 |
※上記は2023年4月現在の情報です。
こちらはホワイトグースの羽毛が95%、ダウンパワーが440dpの夏用羽毛掛け布団です。
この商品には、次の2つの特徴があります。
【特徴①羽毛の名産地・ハンガリーのグースが使われている】
この商品に使われている羽毛は、ハンガリー産のグースです。 ハンガリーは羽毛の名産地です。国を上げて羽毛の改良に取り組んでいるため、高い質が保証されています。 質の高い羽毛はダウンボール(羽毛1つ1つのこと)が大きいです。ダウンボールが大きいほど空気をたくさん含めることができるため、保温性も高くなります。 2回以上の打ち直し(新品と同じように再生加工すること)にも耐えられる羽毛でもあるため、30年~40年と非常に長く使えるのも特徴です。 |
【特徴②側生地には温まりが早く通気性の良い超長綿を採用している】
側生地には、綿の中でも質の高い超長綿が使われています。 温まりが早く、通気性が良いのが特徴です。通気性は、一般的な掛け布団の2倍です。 寝汗をかいても蒸れにくく、快適な温かさの中で眠れます。 |
高い保温力と生地の触り心地の良さを求める方に、おすすめです。
5-1-3. 抜群の保温力を持つマザーグースの「冬毛」を使った夏用羽毛掛け布団
出典:楽天市場
商品名 | IWATA ダウンケット ハンガリー産ホワイトグース |
サイズ | 150cm×210cm |
羽毛の重さ | 400g |
羽毛の種類 | ホワイトマザーグース |
羽毛の比率 | 90%以上 |
ダウンパワー | 記載なし |
側生地 | 綿100% |
丸洗い可否 | ◯ |
カラー | 記載なし |
価格(税込) | 110,000円 |
※上記は2023年4月現在の情報です。
こちらは、ホワイトマザーグースの羽毛が90%以上使われた夏用羽毛掛け布団です。
この商品には、次の2つの特徴があります。
【特徴①抜群の保温力を持つホワイトマザーグースの「冬毛」が使われている】
この商品に使われている羽毛は、グースの1つ上のランクであるマザーグースです。そのマザーグースの中でも「冬毛」が使われています。 冬毛とは冬に耐えるために生える羽毛のことで、非常に高い保温性を持っているのが特徴です。 クーラーをつけていたり、寒暖差があったりする時期でも、朝まで体が冷えることなく眠れるでしょう。 |
【特徴②天日干しができる】
夏用羽毛掛け布団の多くは、丸洗いしてから乾かすときは品質を保つために陰干しが推奨されています。 しかし、この商品には耐久性の高い側生地が使われているため、天日干しが可能です。 天日干しができることにより、布団にこもった湿気や雑菌を十分に早く取り除くことができます。 |
とても寒がり・寒さの厳しい場所に住んでいて高い保温性を求める方、衛生面を重視する方におすすめです。
5-1-4. 布団の名産地が製造するポーランド産羽毛の夏用羽毛掛け布団
出典:ふるなび
返礼品名 | 【肌掛け布団】羽毛肌掛け布団プレミアム |
サイズ | 150cm×210cm |
羽毛の重さ | 400g |
羽毛の種類 | ポーランド産ホワイトマザーグース |
羽毛の比率 | 95% |
ダウンパワー | 440dp |
側生地 | 綿100%(超長綿) |
丸洗い可否 | 記載なし |
カラー | 記載なし |
寄附金額 | 102,000円 |
※上記は2023年4月現在の情報です。
こちらの夏用羽毛掛け布団(羽毛肌掛け布団)は、ふるさと納税の返礼品になります。
用意している自治体は、山梨県都留市です。都留市は古くから織物の街として知られ、布団の名産地として知られています。
この返礼品の特徴は、次の2つです。
【特徴①国レベルで育成のポーランド産マザーグースの羽毛が使われている】
使われている羽毛は、ポーランド産のホワイトマザーグースです。 ポーランドは国を上げて羽毛の改良に取り組む、羽毛の名産地として名が知られています。グースの飼育管理を徹底し、高品質を維持しています。 またポーランドは地域柄寒いため、その寒さから体を守るために保温力に優れたグースが育ちます。 ふるなびのユーザーレビューでも「とても軽くて暖かい」と高評価です。 |
【特徴②側生地には超長綿100%が使われている】
側生地には、超長綿が100%使われています。 超長綿は、シルクのようななめらかな肌触りが特徴です。ふるなびのユーザーレビューでも「軽くてとても肌触りが良い」や「肌触りが良くて満足している」といった声が挙がっています。 |
高い品質が保証されている羽毛肌掛け布団を求める方におすすめできます。
5-2. 暑がり/地域柄暑い・気密性の高い場所に住んでいる人向け4選
暑がり/地域柄暑い・気密性の高い場所に住んでいる人人におすすめの羽毛掛け布団夏用(羽毛肌掛け布団)は、次の4つです。
5-2-1. 汗の吸収力と臭いの除去力が高い夏用羽毛掛け布団
出典:楽天市場
商品名 | 眠り姫 羽毛肌掛け ― ダウンケット ― |
サイズ | 150cm×210cm |
羽毛の重さ | 400g |
羽毛の種類 | ホワイトダック |
羽毛の比率 | 93% |
ダウンパワー | 370dp |
側生地 | 綿100% |
丸洗い可否 | ◯ |
カラー | アイボリー |
価格(税込) | 15,800円 |
※上記は2023年4月現在の情報です。
こちらはホワイトダックの羽毛が93%、ダウンパワーが370dpの夏用羽毛掛け布団です。
この商品には、次の2つの特徴があります。
【特徴①側生地は汗を十分に吸収する綿を100%使っている】
側生地の素材は、綿100%です。 綿は汗を十分に吸収する性質があるため、蒸れにくいです。暑がりで汗をよくかく方でも、気持ち良く眠れるでしょう。 |
【特徴②羽毛独特の臭いを除去する「アレルGプラス加工」が施されている】
この商品には、「アレルGプラス加工」が施されています。 アレルGプラス加工とは、アレル物質や臭いの原因を吸着除去する加工のことです。ホコリやダニなどを吸着して無害化したり、汗や羽毛独特の臭いを軽減したりする効果があります。 汗や羽毛の臭いに悩まされることなく、眠ることができるでしょう。 |
汗っかきの方やアレルギーを持っている方におすすめできます。
5-2-2. 評価が高いフランス産ダックを使った夏用羽毛掛け布団
商品名 | クオリアル ご家庭で洗える 羽毛肌掛けふとん[ダック] |
サイズ | 150cm×210cm |
羽毛の重さ | 300g |
羽毛の種類 | フランスホワイトダック |
羽毛の比率 | 90% |
ダウンパワー | 記載なし |
側生地 | 綿100% |
丸洗い可否 | ◯ |
カラー | ピンク、ブルー |
価格(税込) | 22,000円 |
※上記は2023年4月現在の情報です。
こちらはホワイトダックの羽毛が90%の夏用羽毛掛け布団です。
この商品には、次の2つの特徴があります。
【特徴①ダックの産地で評価が高いフランス産ダックが使われている】
使われているのは、フランス産ダックの羽毛です。 フランス産ダックは、ダックの産地の中でも評価が高いことで知られています。 良質であるため、羽毛が持つ蒸れにくさや適度な温度調節機能を十分に感じられるでしょう。 |
【特徴②側生地は吸湿放湿に優れている】
側生地は、綿100%です。 吸湿放湿に優れているため、汗をかいてもじめつきを感じることは少なく、肌触りもなめらかです。 |
良質な羽毛を使っている掛け布団を求める方におすすめできます。
5-2-3. 長期に渡って研究してきた改良マザーダックを使った夏用羽毛掛け布団
出典:楽天市場
商品名 | IWATA ダウンケット ホワイトダック |
サイズ | 150cm×210cm |
羽毛の重さ | 400g |
羽毛の種類 | ホワイトマザーダック |
羽毛の比率 | 80%以上 |
ダウンパワー | 記載なし |
側生地 | 綿100% |
丸洗い可否 | ◯ |
カラー | 記載なし |
価格(税込) | 55,000円 |
※上記は2023年4月現在の情報です。
こちらは「5-1-3. 抜群の保温力を持つマザーグースの「冬毛」を使った夏用羽毛掛け布団」で取り上げたメーカーが作る、ホワイトマザーダック80%以上の夏用羽毛肌掛け布団です。
この商品には、次の2つの特徴があります。
【特徴①長期に渡って研究を進めて改良したマザーダックの羽毛が使われている】
北京ダックと在来種ダックを交配させたマザーダックの羽毛が使われています。長期に渡って研究を進めて改良したダックであるため、採れる羽毛は質が高いです。 羽毛が持つ適度な保温性と蒸れにくさの特徴を感じることができるでしょう。 楽天市場のユーザーレビューでも「軽い、ちょうど良い温かさで蒸れない」と高評価です。 |
【特徴②天日干しができる】
側生地が耐久性に優れているため、天日干しが可能です。 陰干しと比べると、湿気や雑菌を十分に取り除けます。 |
衛生面と品質を重視する方におすすめです。
5-2-4. 訳アリながら羽毛の良さを実感できる夏用羽毛掛け布団
出典:ふるなび
返礼品名 | 【数量限定・訳あり】 【肌掛け布団】羽毛肌掛け布団 |
サイズ | 150×210cm |
羽毛の重さ | 400g |
羽毛の種類 | ホワイトダウン |
羽毛の比率 | 85% |
ダウンパワー | 350dp |
側生地 | ポリエステル85%・綿15% |
丸洗い可否 | 記載なし |
カラー | 記載なし |
寄附金額 | 28,000円 |
※上記は2023年4月現在の情報です。
※廃盤品や契約キャンセル品の側生地が使われるため、カラーや柄の指定はできません。
※新型コロナウイルスの影響による緊急支援品のため、数量限定です。
こちらの夏用羽毛掛け布団(羽毛肌掛け布団)は、布団の名産地である山梨県都留市のふるさと納税の返礼品です。
この返礼品には、次の2つの特徴があります。
【特徴①暑がり・温かい場所に住んでいる方でも羽毛の良さを実感できる仕様】
羽毛の比率は85%、ダウンパワーは350dpの羽毛肌掛け布団です。 この仕様は、「4-2. 暑がり/地域柄暑い・気密性の高い場所に住んでいる人」で説明した特徴に合致しています。 暑がり・温かい場所に住んでいる方でも、羽毛の良さである適度な保温力を実感できるのが魅力です。 |
【特徴②訳アリながら質が高い】
この返礼品は廃盤品や契約キャンセル品の側生地が使われる訳アリ品ですが、羽毛はかさ高性や耐久性の高い良質なものが使われています。 ふるなびユーザーレビューでも「デパートで売っているような高級が側生地で、羽毛のふかふかさも申し分ない」や「どこが訳アリなのか分からないくらい、とても使い心地が良く快眠」と高評価です。 |
羽毛の質が良ければ側生地のデザインにこだわりがない方におすすめです。
6. 羽毛掛け布団の夏用(羽毛肌掛け布団)は「ふるさと納税」を活用して買うのもおすすめ
羽毛掛け布団の夏用(羽毛肌掛け布団)を買うなら、「ふるさと納税」を活用するのもおすすめです。
ふるさと納税を活用すれば、実質2,000円で布団を購入できるからです。
ふるさと納税とは、任意の自治体への寄附によって所得税や住民税が控除される制度です。
寄附した自治体からは、返礼品が送られます。自治体によって返礼品の内容は異なりますが、中には夏用の羽毛掛け布団(羽毛肌掛け布団)を用意している自治体もあります。
控除される金額は、寄附金額から2,000円を引いた額です。たとえば30,000円の寄附をすると、30,000円から2,000円を引いた28,000円分が所得税や住民税から控除されます。
前述の通り、寄附した自治体からは返礼品が送られるため、私たちはその返礼品を2,000円でもらえることになります。ふるさと納税を活用すれば、実質2,000円で布団を購入できるのはこのためです。
実質2,000円の負担とするには、自分の寄附限度額内で寄附することが必要です。その寄附限度額は、ふるさと納税を行う人の家族構成と年収によって決まります。
【実質2,000円の負担となる寄付限度額(1年間)の目安】
※参考:総務省「全額控除されるふるさと納税額(年間上限)の目安」を基に作成
※上記はあくまで目安です。具体的な計算は、お住まいの自治体に確認してください。
※「夫婦」というのは、収入がない配偶者(専業主夫・主婦)を持つ夫婦を指します。
自治体が用意している布団は、地域に根付いた寝具メーカーによって独自の製造で作られているものが多いです。
ふるさと納税を使えば百貨店や通販では見られない、特別感のある布団をお得にもらえることもあります。夏用の羽毛掛け布団(羽毛肌掛け布団)は高価なものも多いため、ふるさと納税の活用も検討してみてはいかがでしょうか。
なおふるさと納税については、「ふるさと納税とは」でも詳しく説明しています。ふるさと納税について詳細を知りたい方は、こちらの記事も併せてご覧ください。
7. まとめ
夏にふさわしい羽毛掛け布団は「羽毛肌掛け布団(ダウンケット)」と呼ばれる種類です。以下のような特徴を持っています。
・厚みが薄く、軽い |
羽毛肌掛け布団は、以下5つの理由があることから夏に最適といえます。
1. 暑苦しさを防げる |
夏用の羽毛掛け布団(羽毛肌掛け布団)を買うときは、羽毛の種類や比率、ダウンパワー、側生地を確認し、体質や住んでいる場所を考慮して選ぶのがおすすめです。
以下に、体質・住んでいる場所別のおすすめ商品を再掲します。
【体質・住んでいる場所別おすすめの羽毛掛け布団夏用(羽毛肌掛け布団)】
体質・住んでいる場所 | 商品 | |
寒がり/夏でも涼しい場所に住んでいる | ![]() | |
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暑がり/地域柄暑い・気密性の高い場所に住んでいる | ![]() | |
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この記事が、夏用の羽毛掛け布団(羽毛肌掛け布団)選びの参考になれば幸いです。
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