【すぐ実践できる】羽毛布団の臭いの原因&確実に消す方法を解説

「羽毛布団ってどうして臭うの?臭いが気になって眠れない」

「羽毛布団の臭いはどうやったら取れる?快適に眠れるようになりたい」

このような疑問やお悩みをお持ちではないでしょうか?

羽毛布団が、他の種類の布団と比べて臭いやすいのは、羽毛に動物の油脂がついていることが主な理由です。

製品の特性上油脂が多く、臭いがどうしても出てしまうケースもあれば、通常の管理をしていれば臭いは気にならないはずの製品でも、お手入れ方法によって臭いが出てしまうケースもあります。

具体的には、臭いが出てしまう原因は、以下の7つです。

羽毛布団が臭う原因7つ

製品の特性上による臭い

①臭いが出やすいダックの羽毛である

②製造過程の洗浄が不十分

③油脂が多いフェザーの割合が多い

④飼育期間が短い羽毛を使っている

お手入れや保管方法

による臭い

⑤湿気により雑菌が湧いている

⑥カビが発生している

⑦大量の汗が染み込んでしまっている

こうした臭いをとる方法として、以下の5つの選択肢があります。

羽毛布団の臭いの取り方5選

①陰干しして乾燥させる
②天日干しする
③布団の中の空気を入れ替える
④布団乾燥機で布団の中を乾燥させる
⑤クリーニングに出す

このような方法を試すことで、臭いが改善することが多いです。

ただ、対応方法を間違えると、臭いが悪化してしまったり、羽毛の質の劣化に繋がってしまうことがあるため、ご自身の羽毛布団が臭う原因を見極めた上で、臭いをとるための正しい方法や注意点をあらかじめ理解しておくことが重要になります。

そこで、本記事では、羽毛布団の臭いの原因を理解し、ご自身にあった対応方法をとっていただくために、以下のポイントについてお伝えしていきます。 

【この記事でわかること】

・羽毛布団が臭う原因

・羽毛布団の臭いの取り方

・臭いを悪化させてしまうNG行動

以上に加えて、どうしても臭いが取れない場合の、

・羽毛布団買い替えの判断基準

・買い換える場合の羽毛布団の選び方

・おすすめの羽毛布団

についてもご紹介していきます。

この記事の内容を実践することで、臭いが気にならなくなったり、ふかふかの羽毛布団で快適に眠るための手立てが見つかるかもしれません。

ぜひ最後までご覧ください。

1.羽毛布団が臭う原因7つ

羽毛布団が臭う原因は、主に「羽毛についている油脂」によるものです。

人も、皮脂や汗が混ざって雑菌が湧いて体臭の原因になってしまうように、動物の羽毛も、油脂の状態によって、獣臭が発生することがあります。

また、羽毛の油脂による臭い以外では、高温多湿な環境で保管することで雑菌が湧いてしまったり、カビ発生や大量の汗などが原因で臭いが発生することもあります。

まとめると、羽毛布団の臭いが発生する原因は、以下の7つに整理できます。

羽毛布団が臭う原因7つ

製品の特性上による臭い

①臭いが出やすいダックの羽毛である

②製造過程の洗浄が不十分

③油脂が多いフェザーの割合が多い

④飼育期間が短い羽毛を使っている

お手入れや保管方法

による臭い

⑤湿気により雑菌が湧いている

⑥カビが発生している

⑦汗やペットの尿が染み込んでしまっている

7つの原因について、それぞれ詳しく見ていきます。

1-1. 原因①臭いが出やすいダックの羽毛

羽毛布団は、ダック(あひる)の毛と、グース(ガチョウ)の毛の2種類があり、ダックの羽毛布団であることが理由で臭いが出ている可能性があります

ダック(あひる)

グース(ガチョウ)

雑食

草食

油脂が比較的多い

油脂が比較的少ない

臭いが出やすい

臭いが出にくい(0ではない)

このように、グースは草食であるのに対し、ダックは雑食であるため、油脂が多く、臭いが出やすくなります。

人間でも食事によって体臭が変わるように、動物も何を食べているかによって獣臭の出やすさが変わってくるのです。

ダックの羽毛布団でも臭いが出ない商品もありますし、臭いは、湿気などにより油脂に雑菌が発生することによって生まれるため、グースの羽毛布団でも臭いが発生する可能性は0ではありません。
あくまで臭いが出やすくなる1つの原因と捉えると良いでしょう。

布団から「獣臭」が臭う場合は、一度布団のタグや商品の保証書、ネットの製品詳細ページを確認し、どちらの動物の羽毛か確認してみましょう。

1-2. 原因②製造過程の洗浄が不十分

羽毛布団の製造過程で、羽毛の洗浄が不十分であることにより、油脂が多く残り、臭いが発生しやすくなることがあります。

羽毛の油脂は、布団の耐久性や質感を良くすることにつながるため、完全に取り除くケースは少ないです。

布団メーカーは、様々な観点を考慮し、油脂比率や洗浄度合いについての基準を独自に設けた上で、羽毛を洗浄しています。

製造メーカーによって、洗浄度合いや丁寧さが異なり、臭いの出やすさが異なってくるのです。

タグや商品詳細を確認し、油脂比率や洗浄度を確認してみましょう。日本羽毛製品協同組合は、洗浄度500mmを最低基準と定めており、500mmより低い場合は、洗浄度が原因で臭いが出ている可能性があります。

洗浄度や羽毛に油脂がどの程度含まれているかはあくまで目安にすぎません。

多くの場合、製品上の特性と、保管状態が相まって臭いが出てくることがあるので、ご自身の布団の臭いの原因を慎重に見極めるようにしましょう。

1-3. 原因③油脂が多いフェザーの割合が多い

フェザー率が高い羽毛布団の場合、臭いが出やすくなる傾向があります。

そもそも、羽毛には、ダウンと呼ばれる、綿毛のようなふわふわとした毛と、フェザーと呼ばれる、羽根の部分に分かれます。

ダウン

フェザー

綿毛のようなふわふわした毛

羽根の部分

油脂が落としやすい

油脂が落としにくい

羽毛布団には、ダウンとフェザーが混合されていますが、フェザーは油脂が落としにくいため、フェザーの比率が多いと、全体で油脂が多くなり、臭いが出やすくなります。

ダウンよりもフェザーのほうが低価格であるため、低価格帯の商品はフェザー比率が高いです。

そのため、低価格の商品の方が臭いが出やすいことが多くなってきます。

タグや商品詳細で、フェザー比率を確認してみましょう。

1-4. 原因④飼育期間が短い羽毛を使っている

臭いには、飼育期間の短さも影響します。

人間でも、20代が最も皮脂分泌量が多く、年齢とともに減少していきますが、ダウンやグースも同様で、飼育期間が短い(若い)水鳥の羽毛の方が、油脂が多く、臭いが出やすいです。

飼育期間が短い方が生産コストが抑えられるため、低価格商品の場合、飼育期間が短い羽毛を使っており、臭いが出やすいケースが多いです。

飼育期間をタグなどで確認することは難しいですが、「マザーグース」「マザーダッグ」など、羽毛の種類に「マザー」という名称がついている場合、飼育期間が長い羽毛だと確認できます。

1-5. 原因⑤湿気により雑菌が湧いている

製品の特性上の原因だけでなく、利用者の保管方法によって臭いが出てくることがあります。

代表的な臭いの原因として、羽毛布団を高温多湿で、通気性が悪い場所に保管し続けてしまったことにより、羽毛布団に付着した皮脂や汗に雑菌が湧いてしまうことが挙げられます。

また、湿気により、雑菌が湧くだけでなく、羽毛の油脂が溶け出して、獣臭が悪化してしまうケースもあります。

梅雨の時期や湿度の高い地域にお住まいの場合、この理由で臭いが発生している可能性が疑われます。

1-6. 原因⑥カビが発生している

湿気により、雑菌だけでなく、カビが発生していることにより、臭いが出ている可能性があります。

カビが発生してしまうと、酸っぱいような、腐ったような臭いがしてしまいます。

カビが生えていると、表面上に黒い斑点がでてきます。羽毛布団の表面にカビが生えていないか、確認してみましょう。

1-7. 原因⑦汗やペットの尿が染み込んでしまっている

1-5. 原因⑤湿気により雑菌が湧いている」とも重なりますが、布団に汗や加齢臭が染み込んでしまっていることで、臭いが発生している可能性があります。

あるいは、ペットのおしっこが染み込んでしまっている可能性もあります。

布団の一部に染みがある場合などは、こちらが原因と考えられます。

新品の羽毛布団が臭う場合は返品も検討しよう!

新品の羽毛布団が臭う場合、利用状況やメーカーによっては、返品・返金を受け付けてくれる場合があります!

羽毛布団を開封した段階で臭う場合は、利用前に、メーカーに問い合わせするようにしましょう。

2.羽毛布団の臭いの取り方5選

羽毛布団には、商品の特性上の臭いや、管理方法によって発生する臭いがあることがわかりました。
そうした臭いを取る方法として、以下の5つの選択肢があります。

羽毛布団の臭いの取り方5選

①陰干しして乾燥させる
②天日干しする
③布団の中の空気を入れ替える
④布団乾燥機で布団の中を乾燥させる
⑤クリーニングに出す

製品の特性上臭いが出てしまっている場合、対策をとっても臭いが取れない可能性がありますが、

いずれにせよ、まずは、お金をかけずにできる、①②③の方法を試してみましょう。

①②③の方法を試しても臭いが取れない場合、予算や布団の状況を踏まえて④や⑤の方法を試してみることをおすすめします。

羽毛布団の臭いを取るために、自宅やコインランドリーで自身で洗濯する方もいらっしゃいますが、臭いの悪化や羽毛の質の劣化に繋がってしまう可能性があるため、おすすめしていません。その点については、「3. 羽毛布団の臭いを悪化させるNG行動3つ」で解説していきます。

まずは、本章で、臭いの取り方として問題のない5つの方法について、具体的な方法や注意点がありますので、詳しく見ていきましょう。

2-1. 羽毛布団の臭いの取り方①陰干しして乾燥させる

まず、臭いを取る方法として、手軽に試していただけるのが、陰干しして乾燥させることです。

臭いの多くの原因は、湿気がこもってしまうことにより発生するため、乾燥させることが重要です。

風通しの悪い場所に収納するのではなく、陰干しして、乾燥させるだけでも効果的です。

やることは単純ですが、具体的に以下のポイントを抑えることで、効果が高まります。

部屋干しのポイント

・風通しがよく、日陰になる場所(外)で干す
・外に干すことが難しい場合は、部屋に干して、窓を開ける
・窓を開けても風が入ってこない場合は、エアコンをつけたり、扇風機をかけることで風を送る
・部屋で干す場合は室内用の洗濯物干しで干すことで、布団の両面を乾燥させる
・床において干す場合は、定期的に裏返す
・湿度が40%かどうか確認する

陰干しであれば、紫外線の心配をすることなく、羽毛布団を乾燥させ、臭いをとることができる可能性があります。

2-2. 羽毛布団の臭いの取り方②天日干しする

陰干しでは羽毛布団が十分に乾燥せず、臭いが改善されない場合には、天日干し(日光にあてて干すこと)で臭いを取ることもおすすめです。

「羽毛布団は天日干しをするべきではない」という意見もあります。

これは、羽毛布団が紫外線のダメージにさらされると羽毛を覆う布生地が色褪せてしまったり、傷んでしまうことで、羽毛が外へ飛び出してしまう原因になるからです。

しかし、カバーをかけて天日干しをしたり、長時間放置しないようにするなど、ポイントを抑えれば、天日干しをしても問題はありません。

具体的には、以下のポイントを抑えましょう。

天日干しのポイント

・晴天で、湿気が少ない日(目安の湿度は40%以下)に干す

・雨の日の翌日などは避ける

・日光が差し込む10:00-14:00の間に干す

・必ず布団カバーをつけたまま干す

・1時間干し、裏返してさらに1時間干す

・長時間放置しない

このようなポイントを抑えて、羽毛布団を天日干しすることで、

臭いが取れるだけでなく、

・殺菌ができる

・ダニ・カビ対策になる

・羽毛布団のふっくらとした質感が戻ることがある

などの効果があります。

2-3. 羽毛布団の臭いの取り方③布団の中の空気を入れ替える

単純な方法ですが、布団の上から体重をかけて、布団の中の空気を押し出し、入れ替えることも臭いをとる上で効果的です。

具体的には以下の手順で進めていきます。

空気押し出しの手順

①羽毛布団を三つ折りか四つ折りなど、なるべく小さくたたむ

②布団の上から体重をかけて、中の空気を押し出す

③以上を何回か繰り返す

(④布団の空気を押し出した上で、陰干しや天日干しをす)

時間をかけることなく、試していただけるので、臭いが気になる間は、羽毛布団を収納したり、干すタイミングに毎回行うのがおすすめです。

2-4. 羽毛布団の臭いの取り方④布団乾燥機で布団の中を乾燥させる

湿度が高い梅雨の時期などは、天日干しも難しいですし、部屋の中で干していてもなかなか湿気が取れないこともあるかと思います。

そのような場合は、布団乾燥機などを使い、布団の中の空気を乾燥させることで臭いを取る方法があります。

布団乾燥機は、温風を送ることで布団を乾燥させる家電製品で、数千円から1万円前後のお値段で購入できます。

布団乾燥機を使う場合、高温すぎると、羽毛を痛めてしまう原因になってしまうので、羽毛布団に対応した乾燥機を利用するようにしましょう。

臭いをとるためだけに購入することをためらわれるかもしれませんが、湿気が多い地域でお住まいの場合や、天日干しをすることが難しかったり、風通しが悪く陰干しでもなかなか布団が乾燥させられないようなマンションにお住まいの場合は、羽毛布団のお手入れのために、布団乾燥機はおすすめですので、この機会に購入を検討してもいいでしょう。

2-5. 羽毛布団の臭いの取り方⑤クリーニングに出す

以上の方法を試しても臭いが取れない場合、クリーニングに出すのも1つの方法です。

3. 羽毛布団の臭いを悪化させるNG行動3つ」でもお伝えしますが、羽毛布団をご自身で洗濯することは、臭いを悪化させたり、羽毛布団の劣化にもつながるため、基本的におすすめではありません。

そのため、もし乾燥させたり、布団の中の空気を入れ替えても臭いが取れない場合は、クリーニングで洗濯するのが残された方法の1つです。

クリーニングで専門のプロに任せるのであれば、羽毛布団の耐久性や質感を保ったまま、臭いをとることができる可能性が高いです。

羽毛布団をクリーニングに出す場合、金額の相場は、3,000円〜10,000円程度です。

クリーニング費用よりも、羽毛布団の値段が安い場合や、羽毛布団の使用年数が長く劣化が激しい場合は、クリーニングではなく、買い替えがおすすめです。詳しくは、「4. 対策しても羽毛布団の臭いが消えない場合は、買い替えを検討しよう!」をご確認ください。

羽毛布団の値段よりも、クリーニングの費用が安い場合は、クリーニングの利用を検討しましょう。

数千円であっても、高いと感じられる場合もあるかもしれません。

ですが、そもそも羽毛布団の洗濯は頻繁に行うものではありません。通常は数年に1回程度洗濯を行えば十分であることを踏まえると、羽毛布団の耐久性や質感を保ち、劣化を防ぐ上でも、専門業者に依頼するのがメリットが大きいといえます。

ただし、新品を購入したばかりで臭いが気になる場合は、すぐにクリーニングを出す判断をするのではなく、陰干しや空気の入れ替えなど対策をした上で、慎重に判断するようにしましょう。

布団の店舗への持ち込みが難しい場合は、宅配クリーニングという選択肢もあります。

いずれにせよ、クリーニングに出す上では、以下のポイントをおさせることが重要です。

羽毛布団のクリーニングに出す上での4つのポイント

①依頼前に、商品タグをみて、洗濯ができる羽毛布団かを確認する

②ドライクリーニングでは臭いが落ちにくく、また油脂を取り除きすぎてしまうおそれがあるため、水洗いを選ぶ

③他の商品と一緒でのクリーニングだと臭いうつりの可能性があるため、自身の羽毛布団を単独洗いしてくれるかどうかを確認する

④洗剤によっては羽毛の油分をとりすぎてしまうため、羽毛布団専用の洗剤を使ってくれるかどうかを確認する

3. 羽毛布団の臭いを悪化させるNG行動3つ

羽毛布団の臭いを取り除く方法として、

・自宅で洗う

・コインランドリーで洗う

・ファブリーズなどの消臭剤をかけすぎる

の3つが紹介されることがありますが、臭いを悪化させる危険性があるため、基本的におすすめできません。

「費用を節約するために、自宅やコインランドリーで洗ってしまいたい」

「消臭剤で、簡単に臭いを取りたい」

と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、羽毛布団は非常にデリケートな素材であるため、専門知識がないまま間違った扱いをしてしまうと、臭いが悪化してしまったり、羽毛布団が劣化してしまうおそれがあるのです。

そのため、羽毛布団を良質な状態で長く使っていくためにも、NG行動を避けるのが懸命です。

ここでは、NG行動3つをご紹介していきます。

3-1.NG行動①自宅で洗う

羽毛布団を自宅で洗うことは、臭いの悪化や布団の劣化につながることもあるため、基本的におすすめできません。

まず、羽毛布団の中には、洗濯ができるものとできないものがあり、以下のマークで見分けることが可能です。

洗濯が可能な羽毛布団であっても、

・市販の弱アルカリ性の洗剤や柔軟剤の場合、羽毛布団の質を劣化させてしまう可能性が高い

・羽毛は水を吸収しやすく、洗濯後に乾燥が十分にできないと、臭いやカビの原因になってしまうことがある

・自宅で洗濯すると、羽毛が詰まってしまったり、偏ってしまい、羽毛布団のフカフカとした質感が失われてしまう可能性がある

・生地の傷みを見抜けず、洗濯機で洗うことで、羽毛が飛び出し、散らばってしまう

などの理由から、自宅で洗濯することはおすすめできません。

比較的に安価な羽毛布団であったとしても、羽毛布団を洗濯機で洗うことで、洗濯機に負担がかかってしまったり、羽毛が飛び出して掃除が大変になってしまうことも踏まえると、自宅で洗濯しないことが懸命な判断です。

どうしても洗濯が必要な場合は、「2-5. 羽毛布団の臭いの取り方⑤クリーニングに出す」でご紹介したように、クリーニングに出すようにしましょう。

3-2. NG行動②コインランドリーで洗う・乾燥させる

羽毛布団をコインランドリーで洗うことも、臭いが悪化してしまったり、羽毛布団の質を劣化させる危険性があるため、おすすめできません。

3-1.NG行動①自宅で洗う」と同様に、洗剤選びや質感を保つことが難しいことが理由に挙げられます。

また、コインランドリーの乾燥機を使う場合、高温になりすぎてしまうと羽毛が傷んでしまう危険性があることも理由の1つです。

こちらも、どうしても洗濯が必要な場合は、クリーニングに出すようにしましょう。詳しくは、こちらをご覧ください。「2-5. 羽毛布団の臭いの取り方⑤クリーニングに出す

3-3. NG行動③獣臭に対してファブリーズなどの消臭剤をかける

また、羽毛の油脂が原因である獣臭がする羽毛布団にファブリーズなどの消臭剤を掛けすぎることも、臭いを悪化させてしまう原因となるため、おすすめできません。

ファブリーズなどの消臭剤を掛けたとしても、羽毛に付着している油脂を取り除くことはできず、羽毛の油脂の臭いと消臭剤の異なる臭いが混ざりあって、吐き気がしてしまうような臭いになってしまうケースがみられます。

汗が染み込んでしまった場合は問題ないですが、油脂が原因の獣臭がひどい場合は、ファブリーズなどの消臭剤はかけすぎないようにしましょう。

4. どうしても羽毛布団の臭いが消えない場合は、買い替えを検討しよう!

2.羽毛布団の臭いの取り方5選」でご紹介した方法を試しても、臭いが消えない場合は、買い替えを検討することがおすすめです。

臭いが気になる場合、睡眠の質にも影響しますし、ストレスの原因になってしまうからです。

とはいっても、羽毛布団は安価な商品ではないため、

「今の羽毛布団を手放すのは勇気がいる」

「買い替えても、失敗してしまうことはないか?」

という疑問を持たれるかもしれません。

そこで、本章では、

・今の羽毛布団を手放した方がいいのか、どうやって見極めば良いのか

・布団を買い替える場合、失敗しないようにするため、どうやって判断したらいいか

という点について、詳しく解説していきます。

4-1. 羽毛布団の買い替えの判断基準

具体的には、以下のような場合、羽毛布団の買い替えの検討がおすすめな状況です。

羽毛布団の買い替えがおすすめなケース

①購入してから10年以上経過している

②長年の汗シミや汚れ、臭いが気になってきている

③ボリューム感やフカフカとした質感、保温性がなくなってきている

④羽毛布団の表面の生地が傷んでいて、羽毛が飛び出してきている(クリーニングに出せない)

⑤比較的安価な羽毛布団を購入したばかりであるが、どのような対策をしても獣臭が取れない

もちろん、高価な羽毛布団を最近購入したばかりという場合では、リフォーム(修繕)や、メーカー・職人によるメンテナンス・クリーニングによって状況が改善する可能性があるため、買い替えるのは性急かもしれません。

ですが、以上の5のケースのような場合、羽毛布団の寿命を迎えていたり、製品の特性上獣臭が取れないケースであるため、対策しても状況を改善することが難しく、睡眠を大切にするためにも買い替えを検討し始めましょう。

買い替えすべきかどうか自分で判断が難しい場合は、寝具メーカーや街の布団屋さん、クリーニング店に相談してみるのもいいでしょう。

詳しくは、こちらの記事も併せてご確認ください。

 羽毛布団の寿命は10年~20年!買い替えの判断ポイントと30年以上使う方法を解説

4-2. 羽毛布団の選び方のポイント

羽毛布団を買い替える場合の選び方は、

・臭いが出ないこと

・寝心地や快適に眠れること

・暖かさ

・軽さ

などのうち、何を重視するかによっても異なってきます。

それぞれについて、羽毛布団の選び方には以下のようなポイントがあります。

羽毛布団の選び方のポイント

臭いが出ないこと

・ダックではなくグースか

・洗浄度が高い(最低でも500mm以上)か

・フェザー率が低いかどうか

・飼育期間が長いか

・洗濯(手洗い)できるか(クリーニングに出せるか)

※「1.羽毛布団が臭う原因7つ」参照

寝心地や肌触り

・生地の種類など

暖かさ・保温性

・ダウンパワーが高い(最低でも350dp以上)かどうか

・ダウン率が高い(90%以上)かどうか

・ダックではなくグースか

・布団のキルトの種類

軽さ

・ダウンパワーが高いかどうか

このように、羽毛布団を選ぶ上では、何を重視するかによって見るべきポイントが変わってきます。

臭いに対して過敏な方は、臭いを最優先すべきでしょうし、思い布団であると肩こりになってしまう方などは、軽さが重要かもしれません。

まずは、ご自身が何を重視したいかを考えてみましょう。

選び方を考える上では、こちらの記事も併せてご確認ください。

【最新】羽毛布団の選び方を徹底解説!寝心地を決める5つのポイント

良い寝具は睡眠改善に効果大!超熟睡できる選び方【ベスト寝具40】

5. 臭いが出にくい羽毛布団を選ぶなら!おすすめの羽毛布団3選

羽毛布団の選び方には、様々なポイントがありますが、臭いが出にくい高品質商品を3つ厳選してご紹介します。

臭いが出にくいおすすめな商品3選

①5万円以下に抑えたいなら!無印良品の羽毛布団がおすすめ

②高品質を求めるなら!昭和西川の100年羽毛がおすすめ

③究極の睡眠の質を求めるなら!都留市の羽毛布団がおすすめ

臭いが出にくいかどうかを判断する上で、「1.羽毛布団が臭う原因7つ」でご紹介した以下の4つのポイントで比較しています。

<管理面ではなく、製品由来の臭いの原因4つ>

・羽毛の種類

・洗浄度

・フェザー率

・飼育期間

臭いが出にくいだけでなく、品質面も高い商品を3つほどピックアップしています。

それぞれについて詳しくみていきましょう。

5-1. 5万円以下に抑えたいなら!無印良品の羽毛布団がおすすめ

出典:Amazon

低価格帯で、臭いが少ない羽毛布団を選びたいのであれば、無印良品の防ダニ羽毛掛け布団がおすすめです。

羽毛の種類

グレーグース(ダッグに比べて獣臭発生原因である油脂が少ない)

洗浄度

洗浄度不明

三重県大台ケ原山系の地下天然水で洗浄しています。この天然水は粒子の細かい超軟水で、羽毛を洗う事で、羽毛に付いた不純物を極限まで落とせ」ると記載あり

フェザー率

フェザー率15%

飼育期間

HPで「飼育期間長い」と記載あり

このように、臭いが出やすくなる原因4つの観点からみても、臭いが出にくい商品であることが伺えますし、値段も49,900円(税込2023年7月時点)と、5万円以下で抑えることができます。

詳しくはこちらよりご確認ください。

無印オンラインストアから購入する

Amazonから購入する

5-2. 寝心地の良さも求めるなら!昭和西川の100年羽毛がおすすめ

出典:西川ストアONLINE

臭いが出ないことに加え、保温性も求めるのであれば、「昭和西川の100年羽毛」がおすすめです。

羽毛の種類

グース(ダッグに比べて獣臭発生原因である油脂が少ない)

洗浄度

洗浄度1,500mm以上(日本羽毛製品協同組合が定める最低基準500mmと比べて、洗浄度がかなり高い)

フェザー率

フェザー率7%(低いため、油脂が少ない)

飼育期間

マザーグース(飼育期間が長いため、油脂が少ない)

このように、臭いが出やすくなる原因4つの観点からみても、いずれ高い水準を満たしているため、臭いがで出にくい商品と伺えます。

また、寝心地を左右する、ダウンパワー(羽毛の弾力性)も420dp以上と非常に高い水準です。

¥99,000(税込2023年7月時点)と高価格帯ではありますが、保温性や寝心地という観点でも水準が高いため、予算をかけられる方、そして寝心地の良い布団で睡眠の質を高めたい方におすすめの商品です。

詳しくはこちらよりご確認ください。

西川オンラインストアから購入する

5-3. 高品質の布団を求めるなら!ゴールドラベル認定付、都留市の羽毛布団がおすすめ

出典:都留市ふるさと納税特設サイト

臭いがでないだけでなく、寝心地の良さを追求される方には、山梨県都留市の「羽毛掛け布団」がおすすめです。

都留市の布団には様々な商品がありますが、臭いが少ないことと高品質を求めるのであれば、特に「コウダ種ポーランドマザーグース95% 羽毛掛け布団」がおすすめです。

羽毛の種類

グース(ダッグに比べて獣臭発生原因である油脂が少ない)

洗浄度

洗浄度500mm以上(日本羽毛製品協同組合が定める最低基準500mmを満たす)

フェザー率

フェザー率5%(低いため、油脂が少ない)

飼育期間

マザーグース(飼育期間が長いため、油脂が少ない)

臭いの出やすさについての4つの観点でも、いずれも高い水準をみたし、臭いが出にくい商品であることがわかります。

そして、こちらの商品は、日本羽毛製品協同組合が発行する、プレミアムゴールドラベルがついています。

ゴールドラベルとは、品質基準(組成混合率、かさ高性、清浄度などが)が高い商品に対して付与され流ものです。

このように、都留市の「コウダ種ポーランドマザーグース95% 羽毛掛け布団」は、臭いの面だけでなく、寝心地・保温性・清潔さといったあらゆる品質面でも高い水準が認められている商品といえます。

154,000円(2023年7月時点)と高品質ゆえに高価格帯ではありますが、臭いが出ないだけでなく、寝心地・保温性など、あらゆる面で高品質な布団をお求めの方におすすめの商品です。

本商品は、都留市のふるさと納税の返礼品として手に入れることができます。

詳しくは以下のサイトよりご確認ください。

都留市ふるさと納税特別サイトより申し込む

6. まとめ

この記事では、羽毛布団が臭う原因から、臭いをとる方法、臭いを悪化させてしまうNG行動をお伝えしていきました。

最後に、本記事の内容をまとめます。

◎羽毛布団が臭う原因7選

①臭いが出やすいダックの羽毛である
②製造過程の洗浄が不十分
③油脂が多いフェザーの割合が多い
④飼育期間が短い羽毛を使っている
⑤湿気により雑菌が湧いている
⑥カビが発生している
⑦汗やペットの尿が染み込んでしまっている

◎羽毛布団の臭いの取り方5つ

①陰干しして乾燥させる
②天日干しする
③布団の中の空気を入れ替える
④布団乾燥機で布団の中を乾燥させる
⑤クリーニングに出す

◎羽毛布団の臭いを悪化させるNG行動3つ

①自宅で洗う
②コインランドリーで洗う・乾燥させる
③獣臭に対してファブリーズ等の消臭剤をかける

 

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